3名の教員・研究者が令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞

2023年04月14日

研究・産学連携

科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を顕彰する令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰者がこのほど発表されました。本学からは3名の教員・研究者が「若手科学者賞」を受賞しました。
「若手科学者賞」は萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を表彰するものです。

対象となった業績と受賞者は以下のとおりです。

<若手科学者賞>
●業績名:飛翔生物の力学的最適性と生物規範型機械システムの研究

大学院工学研究院
准教授 中田 敏是

【受賞者のコメント】
この度は、栄誉ある賞を受賞し、大変光栄に思います。多くの先生方からのご指導が無ければ、今回の受賞は無かったと思っています。この受賞を励みに、次世代の安心・安全な飛行ロボットの創製を目指して、昆虫とロボットの最先端の研究を続けていきたいと思います。

●業績名:植物のオイルボディが関わる生理機能の研究

大学院園芸学研究院
准教授 島田 貴士

【受賞者のコメント】
この度は栄誉ある賞を受賞させて頂き、大変光栄です。私の研究に携わって頂いた皆様に感謝申し上げます。植物脂質は人類にとって重要な栄養源です。植物が脂質を作り出す仕組みを探る研究を通して、植物の面白さを伝えていきたいと思います。そして、これからの食糧問題を克服できるよう、研究に邁進したいと思います。

●業績名:植物における極限環境への適応進化と多様化に関する研究

大学院理学研究院
日本学術振興会特別研究員(RPD)
片山 なつ

【受賞者のコメント】
この度、栄誉ある賞を受賞させていただき、大変光栄に存じます。私の研究は、植物の進化や生物多様性に関する研究です。このような基礎研究を評価していただけたことは、今後の研究の一層の励みとなりました。これからも生物進化の解明、そして生物多様性が生み出される仕組みの理解を目指して、研究を進めて参ります。

令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定について(文部科学省ウェブサイト)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01224.html