千葉大学と帝国データバンクが連携協定を締結
－実社会で活躍できるデータサイエンス人材の育成に向けて－

国立大学法人千葉大学（学長　中山俊憲、以下「千葉大学」）と株式会社帝国データバンク（代表取締役社長 後藤信夫、以下「帝国データバンク」）は、数理・データサイエンス教育の一層の活性化により、実社会で活躍できる人材の育成を通じ、社会に貢献することを目的とした連携協定を2023年2月22日付で締結しました。

■協定締結の経緯
千葉大学は、令和２年度より数理・データサイエンス科目の必修化や数理・データサイエンス教育全学副専攻プログラムを実施しており、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度リテラシーレベル（MDASH-Literacy）」の認定を受け、中でも優れた取組として「リテラシーレベルプラス（MDASH-Literacy+）」にも選定されるなど、数理・データサイエンス教育に力を入れて取り組んでいます。
一方、帝国データバンクは、国の施策である地域経済分析システム（RESAS）におけるデータの「研磨」の実績や豊富な企業情報の収集・分析ノウハウを有しています。
今後、両者の連携による新たな数理・データサイエンス教育プログラムの科目開設や教材の開発・活用を通じ、実践的な視野を持つデータサイエンティストの育成を図り、データの社会的活用を推進し、社会の発展へ貢献することをめざし、この度の連携協定の締結に至りました。

■中山俊憲学長からのコメント
帝国データバンク様は、企業情報を長年にわたり蓄積され、優れたデータ収集・分析のノウハウによる質の高いサービスを提供されています。この度の連携協定により、文理の別を問わず、自らの専門分野に数理・データサイエンス・ＡＩの知識を応用し、実社会で活躍することができる人材を育成し、社会の発展に貢献するため、両者の協力関係を一層緊密にしたいと考えております。