インランドノルウェー応用科学大学の教員が教育学部を来訪されました

2023年4月18日～19日に、本学教育学部と部局間交流協定を締結しているインランドノルウェー応用科学大学の教員3名が千葉大学を来訪されました。ダ・シルバ准教授は教員養成と学校での教員の役割や機能に関する研究を、パリッシュ准教授はインクルーシブ教育と国際的な教育プログラムに関する研究を、タバレス研究員は多様性と特別ニーズ教育に関する研究をされています。

千葉大学来訪の1日目は、教育学部の各附属学校園を訪問され、授業の様子を見学されました。附属中学校では、タブレットを活用した英語と数学の授業を見学されました。
2日目は、石田祥代教育学部教授の講義「特別支援教育概論」でゲストスピーカーとして登壇いただき、『ノルウェーのインクルーシブ教育と特別教育について』という題目で教育制度やその実践と課題についてご講義いただきました。

講義の最後には、質疑応答など活発な交流が行われ、石田教授は「海外の取り組みを学ぶことができた貴重な機会となりました。ノルウェーにおいても課題があり、挑戦をしていることが良く分かったと思います。用語など理解できなかった部分もあったかもしれませんが、これからの授業でより理解を深めていきたいと思います。」と振り返りました。

【参加学生からのコメント】

• 以前から北欧の教育に関心があったため、とても興味深い内容でした。
• 日本と違う部分や似ている部分を知ることができました。
• ノルウェーの教育は日本より先進的で見習っていかなければならないと今までは思っていました。しかし、今日実際に初めてノルウェーの教育について直接お聞きする機会を得て、ノルウェーにも様々な問題があることを学びました。