社交不安症の患者のために、認知行動療法の考え方をもとに 新しく開発した視線トレーニング装置の不安軽減効果を実証
2023年08月09日
研究・産学連携
千葉大学子どものこころの発達教育研究センター長の清水栄司教授、フロンティア医工学センターの中口俊哉教授らの研究チームは、住友ファーマ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:野村 博)と共同で視線トレーニング装置「アイ・コミュニケーション・トレーナー(Eye COMmunication trainer: 略称ECOM)」を開発し、社交不安症に対する臨床研究を行いました。その結果、練習の前後で、人前での不安(社交不安)を軽減する効果があることを確認しました。
本研究成果は2023年7月13日に、学術誌 Journal of Affective Disorders Reportsに掲載されました。