千葉大学は、平成26年9月26日付けで文部科学省の「スーパーグローバル大学等事業『スーパーグローバル大学創成支援』」のタイプB(グローバル化牽引型)に採択されました。
『スーパーグローバル大学創成支援』は、我が国の高等教育の国際競争力の向上及び大学改革により徹底した国際化を進める、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や国際化を牽引するグローバル大学に対して、制度改革と組み合わせ文部科学省が重点支援を行うもので、千葉大学は、これまでの実績を基に更に先導的試行に挑戦し、我が国の社会のグローバル化を牽引する大学を対象とした「タイプB:グローバル化牽引型」(全24大学)として採択されたものです。
千葉大学では、平成24年4月に国際化の方針である『グローバル・キャンパス・千葉大学』を策定し、世界を先導する教育・研究を促進する大学を目指し、グローバルに活動する大学を推進するため、多様なプログラムの設置による魅力ある国際共同教育の推進など、様々な活動を展開してきました。特に、平成24年度には、我が国のグローバル化を先導する大学として、文部科学省のグローバル人材育成推進事業〔全学推進型〕の全国11大学のうちの1つに採択され、「知識準備(Knowledge Reserves)高流動性(High Mobility)型グローバル人財」を育成するため、画期的な教育システム「スキップワイズ(SKIPWISE)・プログラム」を全学を挙げて取り組んできました。
今回の採択を受けて、千葉大学は、これまでのグローバル人材育成の成果から、未来のグローバル人材として「人間力のある人材の育成」が必須であると認識し、日本を理解し日本をアピールできるグローバルな人材を育成することを目標に、様々な取組を推進していきます。徳久学長の強いイニシアティブの下、10年後(2024年)には世界を代表する未来志向型大学となることを目指し、新たな大学の景色を描きながら、千葉大学を新生させる覚悟で改革を進めていきます。
様々な事象を「俯瞰」し、そこからの新たな「発見」をもとに、エキスパートとして「実践」する人材
千葉大学は人間力のある人材の育成を強化します。
人間力とは、様々な事象を俯瞰し、そこからの新たな発見をもとに、エキスパートとして実践する力です。
この人間力はグローバル人材となるうえで大変重要な力です。
4つのレベル(ガバナンス、学修制度、プログラム、グローバル・ネットワーク)の改革による新生