総合国際学位プログラム

Graduate Degree Program of
Global and Transdisciplinary Studies

全国初の学位プログラムで学際研究を推進する

大学院総合国際学位プログラムは、グローバルな諸課題を解決するために、社会課題と学術知を結合する高度な能力を有する人材を育成することを目的として、令和2年4月に、全国で初の研究科等連係課程基本実施組織として設置され、人文公共学府と融合理工学府との緊密な連係及び協力のもと、教育課程を実施します。本プログラムでは、既存の学問領域を超え、分野を横断して問題の解決を目指した知識生産を行うトランスディシプリナリーな教育・研究を展開し、自主的・自律的に研究計画を立案するセルフ・デザインド・メジャー(自己設計専攻)等を特徴としています。なお、本学位プログラムの修了者には、修士(学術)の学位が授与されます。

課 程 修士課程
専 攻 なし
所 在 西千葉キャンパス 千葉市稲毛区弥生町1-33
URL https://www.las.chiba-u.jp/transdisciplinary 

学位プログラムとは

大学は、横断的な分野に係る教育課程を実施する上で特に必要があると認められる場合であって、教育研究に支障がないと認められる場合には、当該大学に置かれる2以上の研究科等との緊密な連係及び協力の下、当該2以上の研究科等が有する教員組織及び施設設備等の一部を用いて横断的な分野に係る教育課程を実施する研究科以外の基本組織を置くことができるという制度です。千葉大学大学院総合国際学位プログラム(研究科等連係課程実施基本組織)は、大学院人文公共学府及び大学院融合理工学府(連係協力研究科等)と連係しながら教育課程等を実施していきます。

プログラムの特色

このプログラムは、既存の学問領域を超え、分野を横断して問題の解決を目指した知識生産を行うトランスディシプリナリーな教育・研究、大括りの探求課題である「移民・難民研究」、「科学技術社会論」、「環境科学」をそれぞれ学修しつつ、学生が自主的・自律的に研究計画を立案するセルフ・デザインド・メジャー(自己設計専攻)等の特徴を有しています。また、現実に生起している問題の解決に貢献することができるように知の社会実装を重視し、新たな社会を構想して、価値を創造する人材を育成します。その目的を実現するために、特色あるカリキュラムを編成し、学生が、特定学問分野の知識を修得するだけでなく、学際性に対する認識を獲得するとともに、実践的な学修を通じて自己設計専攻を深化させることを目指しています。