第2回千葉大学テニュアトラック国際シンポジウムを開催
千葉大学は平成24年11月5日に第2回千葉大学テニュアトラック国際シンポジウムを開催した。
今回のシンポジウムは、平成20年度より5年間にわたり推進してきた千葉大学のテニュアトラックの取り組みを総括するとともに、更なる普及・定着を目的として、テニュアトラック制度に造詣の深い有識者を国内外から招き、テニュアトラック制について改めて考える機会とするものです。
当日は、コーディネーターを務める山本恵司理事の挨拶の後、ロヨラ大学の岩島牧夫准教授より「日本にテニュア制度を導入するメリットとデメリット」、ドイツ研究振興協会(DFG)日本代表部元代表のイリス ヴィーツォレック博士より「ドイツにおける進路選択肢としてのテニュア・トラック」と題した各講演があり、続いて東京農工大学の村田 章教授、筑波大学の渋谷 彰教授より、それぞれの大学において先進的に構築している独自のテニュアトラック制に関する講演が行われました。
また、徳久剛史理事及び荒野 泰大学院薬学研究院長より千葉大学における独自のテニュアトラック制の現状と課題について、その後、千葉大学テニュアトラック制によりテニュアを獲得した大学院工学研究科の中村亮一准教授より自身の体験に基づいたテニュアトラック制に関する講演がそれぞれ行われました。
本シンポジウムには、学内から若手研究者や研究者を志す大学院生等が多数参加し、各セッションの質疑応答において国内外で成功しているテニュアトラック制の詳細に関する多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
日 時 | 2012年11月5日(月)13:00-17:20 | |
場 所 | 千葉大学 けやき会館 3階 レセプションホール | |
招待講演1 | 岩島牧夫 准教授 Loyola University “Pros and cons for introducing tenure track system in Japan” |
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招待講演2 | Iris Wieczorek ドイツ研究振興協会 元日本代表部代表 “Tenure track as one career path to professorship in Germany” |
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招待講演3 | 村田 章 教授 東京農工大学 大学院工学研究院 “Tenure-track system of Tokyo University of Agriculture and Technology” |
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招待講演4 | 澁谷 彰 教授 筑波大学 大学院人間総合科学研究科 “The tenure tracking system at University of Tsukuba” |
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総評等 | 『千葉大学テニュアトラック制について』 徳久 剛史 千葉大学理事 荒野 泰 千葉大学大学院 薬学研究院長 中村 亮一 千葉大学大学院工学研究科准教授(テニュア) |