教育研究上の目的
千葉大学
本学は教育基本法の精神に則り、広く知識を授け人格の陶冶を図るとともに、深く専門の学芸を教授研究し、大学院においては、学術の理論及び応用を教授研究してその深奥を究め、以て文化の進展に寄与する有為な人材を養成することを目的とする。
国際教養学部
既存の学問分野単独では対応が困難な地球規模で生起する複雑な問題群の解決に寄与すべく、グローバル社会・現代日本・地域という複合的視点から国際理解と日本理解の双方を備えた上で、俯瞰的視野、多元的な視点でものごとを考え、独自の視点から課題を発見・解決し、当該解決策を世界へ発信することができる人材を育成することを目的とする。
文学部
人文科学すなわち人間と人間の生み出す文化を対象とする学問、具体的には、人間とは何かという根本的問いに始まり、人間の思惟や知覚や認知の仕組み、文化の形成過程やその特徴、社会における人間関係のあり方、文化や社会の時系列的変容のすがた、世界のさまざまな地域での言語や文化の特性などの研究を目的とするために必要な知識や技術を修得することを通じて、社会や文化の根源を見据えることのできる人材を育成し、そのことをもって、社会に貢献できる教養豊かな人材を社会に送り出すことを目的とする。
法政経学部
グローバル化と高度情報化の急速な進展や環境問題、少子高齢化問題など現代社会が抱える課題に対応するため、総合的な社会科学の知見を活用して時代を的確に読み取る問題解決能力を有し、かつ、指導力を発揮できるグローバル人材を育成するとともに生涯にわたり学習意欲を保持し続ける能動的人材を育成することを目的とする。
教育学部
幅広い教養に加え、社会常識と高度な専門性に裏打ちされた授業実践力を有し、新たな教育的課題に積極的に取り組む姿勢と問題解決能力を有し、常に教育に対する熱意と使命感を持ちながら幼児、児童及び生徒の成長を支援し、教育界において幅広く活躍のできる指導的な教員を養成することを目的とする。
理学部
理学の基礎を学び、理解力と思考力を修得し、社会で活躍できる人材を育成することを目的とする。
工学部
工学を地球環境と共生しつつ文明の持続的発展と精神的に豊かな社会の構築を目指す実践学問と位置づけ、この考えのもとに高い教養と専門的能力を培うとともに真理を深く追求して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与することを目的とする。
情報・データサイエンス学部
データサイエンス及び情報工学を社会の様々なデータに基づいた課題解決や産業創出を目指す実践学問と位置づけ、この考えのもとに高い教養と専門的能力を備えるとともに広範な応用分野の知見も踏まえ新たな価値を創造し、社会の持続的発展に寄与することができる人材の育成を目的とする。
園芸学部
食と緑についての学識を深め、それらに関連する社会の多様な課題に対し、広い視野に立って理論的かつ実践的に対応できる能力を持つ人材の育成を目的とする。
医学部
人類の健康と福祉に貢献すると共に次世代を担う有能な医療人・研究者を育成することを目的とする。
薬学部
薬学及び関連する分野の学識と実践的能力(知識・技能・態度)を深化させ、高い研究マインドを持った薬学職業人としての活動を行うために必要な専門的知識、研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うとともに、全人的視野に立つ倫理感を有する医療従事者及び薬学専門家を育成することを目的とする。
看護学部
豊かな感受性と創造力、柔軟かつ論理的な思考力、幅広い問題意識、確かな倫理観を備えた調和のとれた人間性を育み、この人間性の涵養を基盤に、看護学を教授することにより、看護実践の向上並びに看護学の発展に貢献できる人材を育成することを目的とする。
千葉大学大学院
- 修士課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又はこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことを目的とする。
- 博士課程は、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。
- 専門職学位課程は、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的とする。
人文公共学府
公共学的視点を身に付ける教育カリキュラムを通じたグローバルとローカルの社会的課題解決能力、広い教養及び専門性の深化に基づく課題発見力、グローバル社会及び地域社会との対話力及び発信力並びに多様な課題を解決する実践力を育成することで、新たな社会の課題を解決する次世代型グローバル人材を養成することを目的とする。
専門法務研究科
高度の専門的な法律知識、幅広い教養、国際的な素養及び職業倫理を備え、特に紛争の中にある人々への思いやりをもつ、豊かな人間性を備えた法曹を養成するため、司法試験、司法修習と連携した基幹的な法曹教育の前期段階として、理論的かつ実践的な教育を行うことを目的とする。
教育学研究科
学部における一般的並びに専門的教育を基礎とし、広い視野に立って精深な学識を授け、教育の理論・実践を創造的に推進し得る人材を育成するとともに教員に求められる高度な知識と実践を基礎とし、教育現場の課題について、理論と実践の融合・往還を通して実践的な指導力やリーダーとしての役割を果たす力量を備えた高度専門職業人としての教員を養成することを目的とする。
融合理工学府
理学・工学及び関連する専攻分野において、研究者として自立し研究活動を行うに必要な高度の専門的知識、研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うとともに、問題解決能力を有する高度専門人材及び先導的・指導的研究者を育成することを目的とする。
情報・データサイエンス学府
社会の様々な場面で取得される大量のデータを分析し、それをもとにした判断を支援あるいは実行する一連の流れを担うことができる先導的データサイエンス技術者の育成を目的とする。
園芸学研究科
園芸学に関わる研究を自立して行い、また社会の多様な課題に応えうる、広く深い学識、実践力、倫理観をもった人材の育成を目的とする。
医学薬学府
医学・薬学並びに関連する専攻分野において研究者として自立し研究活動を行うに必要な高度の専門的知識、研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うとともに、全人的視野に立った医療従事者、医学薬学の知識を持つ先端的生命科学研究者を育成することを目的とする。
看護学研究科
地球規模の視点を含む多層な視座から社会をとらえ、人々と関わり合いをもち、理論と実践の往還を具体化し、看護を組織的、社会的に推進することを通して、人類の健康と安寧な生活に貢献できるナース・サイエンティストの育成を目的とする。
総合国際学位プログラム
現代世界と現代日本が抱える諸課題、とりわけ持続可能社会への転換や生命科学の進展、高度情報化社会の到来が提起する問題に取り組み、社会システムや知識のあり方そのものを再構築し、新たな知性を備えた人材を育成することを目的とする。