前田昌也准教授と角江崇助教が科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞

2020年06月12日

受賞

大学院理学研究院 前田昌也准教授と大学院工学研究院 角江崇助教が令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。対象となった業績は、「非線形分散型方程式に対するソリトン解の漸近安定性の研究」(前田昌也准教授)、「計算機ホログラフィによる3次元動画像計測と映像の研究」(角江崇助教)です。

科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績を挙げた若手研究者を表彰するものです。

また、令和2年6月10日(水)に受賞者による学長報告及び懇談が行われました。

  • 左から徳久学長、前田准教授、角江助教、関理事

  • 報告・懇談の様子

【大学院理学研究院 前田昌也准教授のコメント】
この度は栄誉ある賞を賜り大変光栄であるとともに身の引き締まる思いです。これまで支え励ましてくださった家族、友人たち、恩師と共同研究者の諸先生方に感謝申し上げます。受賞の対象となった業績は私が千葉大学に赴任する少し前あたりから始まったもので、千葉大学の素晴らしい研究環境のおかげで大いに発展させることができました。 この賞を励みに今後も精進していきたいと考えております。

【大学院工学研究院 角江崇助教のコメント】
私自身のこれまでの研究成果を評価していただけたことをたいへん嬉しく思います。今回の受賞は恩師である京都工芸繊維大学の粟辻安浩教授や、現研究グループの工学研究院・伊藤智義教授、下馬場朋禄教授、研究室の学生諸氏をはじめとした多くの方々のお力添えあってのもので、この場を借りて心より御礼申し上げます。ホログラフィのさらなる発展に貢献できるよう、より一層、研究・教育活動に邁進していきたいと思います。