千葉市動物公園「アカデミア・アニマリウム」×千葉大学オープンセミナー(全3回)を開催しました

2022年11月30日

社会連携

千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しており、本年度より、千葉大学文学部は組織的な社会貢献活動として、「アカデミア・アニマリウム」において「千葉大学オープンセミナー」(全3回、9~11月)を開講しました。この取り組みは、地域の市民・来園者の皆さまに動物への興味関心を高め、人と動物との関係を考える機会となること等を目的としています。

本年度は、日本文学・文化人類学・認知情報科学と、文学部ならではの多様な専門領域から「動物」について講演を行いました。各回の内容はポスターにまとめ、千葉市動物公園内の動物科学館2階「アカデミア・アニマリウム」コーナーに展示してありますので、ご来園の際はぜひご覧ください。

千葉市動物公園「アカデミア・アニマリウム」のHPはこちら
(https://www.city.chiba.jp/zoo/enchoshitsu/academiaanimalium.html)

第1回(9月10日、千葉市と共同開講)
「縄文からはじまった環境問題-SDGsを考える-」
千葉市埋蔵文化財調査センター 所長 西野 雅人 先生
「動物をめぐる「ことば」と「絵」-延慶本『平家物語』の〈貘〉から-」
千葉大学 文学部 日本・ユーラシア文化コース 准教授 久保 勇

  • 第1回講演の様子

第2回(10月16日、千葉市と共同開講)
「縄文人と動物のかかわり-イヌとイノシシを中心に-」
千葉市埋蔵文化財調査センター 所長 西野 雅人 先生
「動物を飼うってどういうこと? ニューギニアの人びと、イヌ(?)とブタ(?)のかかわりについて」
千葉大学 文学部 行動科学コース 文化人類学講座 教授 小谷 真吾

  • 第2回講演の様子

第3回(11月20日開催)
「動物心理学入門」
千葉大学 文学部 行動科学コース 認知情報科学講座 准教授 牛谷 智一

  • 第3回講演の様子

次年度以降も継続していく計画ですので、より多くの皆さまにご参加いただけましたら幸いです。

  • 動物公園 園長・職員の方と文学部長・教員(千葉市動物公園にて)