令和3年度 千葉大学入学式 入学生宣誓
第一部
厳しい寒さも終わりを迎え、春の訪れを感じられる季節となりました。新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるう中、私たち新入生のために、入学式を挙行していただき、誠にありがとうございます。この歴史と伝統ある千葉大学に入学できることに、喜びと誇りを感じるとともに、これからの大学での生活に大きな夢と希望を抱き、未来への一歩を踏み出すことに身の引き締まる思いです。
私たちは、様々な地域から様々な入試を経て縁あってこの千葉大学にやってきました。私たちにとってこれから共に学ぶ仲間たち、最高の指導をしてくださる先生方、そしてここで過ごす4年、ないし6年という大学生活、これらの全てが人生の宝となり、未来への糧となるでしょう。
現在、世界各地において新型コロナウイルスが流行しており、私たちの生活に様々な変化や影響をもたらしています。無事に大学生活が送れることを祈るとともに、世界中で起こっている感染拡大が一刻も早く収束することを願っています。
変化し続ける現代社会を生き抜く上では、学部に関係なく、全ての学生が、専門性の垣根を越えて、既存の価値観にとらわれることなく広い視野を持ち、自由に、そして能動的に課題に取り組む姿勢が求められています。また、今まで以上に自身の行動に責任を持ち、周りの仲間と切磋琢磨しながらそれぞれの夢や目標に向かい、努力していく所存です。
新入生一同、「つねに、より高きものをめざして」、日々の努力を怠ることなく精進し、輝かしい未来に向かって成長し続けることをここに誓います。
令和3年4月5日
新入生代表 文学部 鳶田芽衣
第ニ部
暖かい日差しと心地よい風につつまれ、春の訪れを感じるこのよき日に、歴史と伝統のあるこの千葉大学に入学できることに、今改めて喜びと誇りを感じるとともに、これからの大学での生活に大きな夢と希望を抱き、未来への第一歩を踏み出すことに、身の引き締まる思いです。
私たち新入生は、日本全国各地、更には諸外国からも、縁あってこの千葉大学に入学してきました。これから共に学び切磋琢磨する仲間たち、それぞれの分野で専門的な指導をしてくださる先生方、そしてここで過ごす4年ないしは6年という大学生活、そのすべてが、私たちにとってこの先の長い人生の宝となり、未来への糧となるでしょう。
さて、2021年に入りましたが、新型コロナウイルスの世界的流行は未だに終息の兆しを見せず、未曾有の事態に我々の生活は混迷を深めています。ニ度にわたる緊急事態宣言の発令や、東京オリンピック、パラリンピックの開催延期など、絶えず変化していく実生活や社会において、この先、我々一人一人が主体的に物事について考え、状況に応じて柔軟に対応していくことが求められてくると思われます。
私たちは、千葉大学の理念に基づき、各分野の専門的な研究に加え、広い教養を身につけることで、物事を多面的に理解し、俯瞰的かつ分析的な視野を持ち、さらに国際的、倫理的、知的な素養を備え、急速に変化する国際社会に貢献し、活躍出来るような人間になりたいと考えます。
現代社会を生き抜く上で、学部を問わず全ての学生が専門性の垣根を越えて、既存の価値観に囚われることなく、自由に、そして能動的に課題に取り組む姿勢が求められています。これを達成し、さらに個々の目標と夢を実現するために、新入生一同、「つねに、より高きものをめざして」日々の努力を怠ることなく精進し、輝かしい未来に向かって、成長し続けることをここに誓います。
令和3年4月5日
新入生代表 工学部 金巻蒼斗