千葉大学西千葉キャンパスで採れたはちみつが千葉市食のブランド「千」に認定されました
2024年03月21日
社会連携
千葉大学環境健康フィールド科学センターが生産している「千葉大学西千葉はちみつ」が、千葉市食のブランド「千」第4回認定品の1つに決定し、2月17日(土)に千葉市内で認定証授与式と販売会が行われました。
千葉大学西千葉はちみつとは
千葉大学では、いくつかのキャンパス内で研究のための養蜂を行っています。千葉市稲毛区にある西千葉キャンパスでは、敷地内の研究棟の屋上に養蜂箱を設置しています。
はちみつというと、自然豊かな場所で得られるイメージがありますが、都市においてミツバチはどんな花から蜜や花粉を集めているのでしょうか?この疑問を解明するため、千葉大学ではミツバチが持ち帰る花粉団子とはちみつの中にわずかに含まれる花粉のDNAを分析し、ミツバチが訪れる植物を特定しています。この分析結果により、千葉大学キャンパス内に住むミツバチは、30種類以上の植物の花を訪れていることが分かりました。
このような研究の副産物として得られたはちみつを月毎にボトリングし、商品化したものが千葉大学西千葉はちみつです。ミツバチが訪れている花の違いが各月のはちみつの味の違いとなっています。はちみつを通じて暮らしの周囲にある花に興味を持っていただき、生活と都市環境のつながりを感じていただくことを願っています。
受賞者コメント(千葉大学環境健康フィールド科学センター長/教授 高垣美智子)
環境健康フィールド科学センターは千葉県柏市にあるため、これまで千葉市で生産されている生鮮食品や加工品を認定する「食のブランド「千」」に関わることができませんでした。今回、センターの研究に協力しているミツバチが西千葉キャンパスで集めた蜂蜜を「千」として認定いただいたことから、今後は、千葉市の食に関わる皆様との連携を積極的に進めて行きたいと願っています。
千葉市食のブランド「千」について(千葉市ホームページより)
千葉市食のブランド「千」は、市・事業者・生産者・市民が一体となり、持続可能性を追求しながら千年後の豊かな千葉市を目指す食のブランドです。
千葉市ホームページ「千葉市食のブランド「千(せん)」の認定制度」:
https://www.city.chiba.jp/keizainosei/nosei/nosei/foodbrand-sen.html
千葉市食のブランド「千」特設ホームページ:https://sen-chibacity.com/
千葉大学はちみつの販売について
下記店舗にて取り扱っております。
・農産物直売所 緑楽来(みらくる)柏市柏の葉6丁目2-1 千葉大学柏の葉キャンパス内
http://www.fc.chiba-u.jp/mirakuru/
・千葉大学インフォメーションセンター 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学西千葉キャンパス内
・千葉大学オンラインショップ https://shop-chiba-u.raku-uru.jp/