ひとり暮らしで生活に困窮する学生へ2度目の「食の支援」をいただきました

2021年07月15日

社会連携

 7月13日、14日の2日間、千葉県協同組合提携推進協議会(県提携協)の呼びかけにより参集した県内の団体からのご支援のもと、千葉大学生への「食の支援」が行なわれました。本取り組みは今年の3月30日、31日にも実施され、約1,000名の学生が支援を受けました。しかしながら、4月下旬、千葉県内にまん延防止等重点措置が講じられ、学生からは3月の支援時よりも困窮しているとの声が県提携協に寄せられたことを受け、この度の実施が決まりました。
当日は前回同様、受け取り時間を事前予約制とし、感染対策を徹底しました。参加した学生の数は前回を上回るおよそ1,600名にのぼり、持参したかばんや配布された袋がいっぱいになるほどの食料等を受け取り、会場は学生たちの笑顔で溢れました。

  • 受付では学生のマスク着用確認・体温確認・手指消毒を行ない、配布する職員もマスク・手袋の着用を徹底した

  • 千葉県協同組合提携推進協議会 首藤副代表(左)と中山学長(右)

  • 参加した学生は支援者と楽しく会話を交わしながら食料等を受け取った

【千葉大学 中山俊憲学長のコメント】
3月に引き続き、手厚い食料支援をいただきましたことを、心より感謝申し上げます。いまだコロナ禍は明けることなく、アルバイトや世帯収入の減少により、生活に困窮する学生がたくさんおります。生活に直結する食料のご支援は、学生の健康維持や経済的不安の解消はもとより、もって学生の学びを後押しするものと実感しております。
学生の皆さんには、地域の皆さまから温かなご支援をいただいたことを心に留め置くとともに、ゆくゆくは地域の皆さまに何かしらの形で貢献して欲しいと切に願います。