生活に困窮する学生への「食の支援」を実施

2022年07月28日

社会連携

7月15日に、生活協同組合コープみらい(以下、コープみらい)と共同で、本学の学生へ千葉県産米700袋、食品700人分の提供を行いました。
コロナ禍で困難を強いられている学生への支援として、コープみらいより米の寄贈のお申し出があったことを受け、これまで「千葉大学基金」に卒業生や地域の方々から寄せられた寄付金で購入した食品の提供と合わせて、このたびの食の支援が実現しました。

支援の場には千葉県多古町から米の生産者の皆様の代表も参加され、コープみらいのスタッフ組合員と職員とともに学生一人一人に米と食品を手渡ししていきました。集まった学生たちは袋いっぱいの食品を笑顔で受け取っていきました。

  • 前列:左から、中山千葉大学長、コープみらい 新井理事長、同 永井副理事長、多古町旬の味産直センター 鎌形代表理事
    後列:コープみらいスタッフ組合員と職員と、多古町の米生産者の皆様代表

  • 食品提供の様子

  • 学生一人一人に千葉県産米が手渡しされた

【コープみらい 新井 ちとせ 理事長のコメント】
日々の生活に困っている方に手をさしのべ、きめ細やかな支援を行き届かせるためには、学生の状況やニーズを把握している千葉大学の皆さんとのパートナーシップが重要です。コープみらいは助け合いの組織として、地域の活動に積極的に関わり、連携していきたいと思います。また今回の取り組みをきっかけに、持続可能な日本の農業を応援し、生産者への支援につなげていきたいと考えています。

【千葉大学 中山 俊憲 学長のコメント】
コロナ禍により、アルバイトの制限や世帯収入の減少など、学生はさまざまな制約の中で生活を送っています。今回の共同の取り組みは、学生の経済的不安を和らげ、本来のミッションである学びへの支援にもつながります。学生はこうした支援を決して忘れず、将来地域貢献の取り組みを行うリーダーとして育っていくでしょう。今回の支援を心より感謝申し上げます。