第22回国際研究発表会・第7回SDGsワークショップを開催

2023年03月22日

学生

国際

千葉大学教育学部アジア・アセアン教育研究センター(※1)は2023年2月12日(日)に第22回国際研究発表会を西千葉キャンパスで開催しました。

本発表会は日々の研究活動の発表を英語で行うことにより、世界で活躍する人材を育成することを目的の一つとして開催しており、コロナ禍を経て3年ぶりに開催されました。
今回は計63件の発表が以下の参加者により行われました。
●アジア・アセアン諸国・台湾から来日した大学院生20名及び大学教員29名
●日本の高校生82名(ASCENTプログラム(※2)受講生など)
●千葉大学の大学院生25名

発表者はプレゼンツールを使用して研究成果や学習活動を英語で発表した後、アジア・アセアン諸国、台湾、千葉大学の教員、千葉大学留学生から質疑応答やアドバイスを受け、研究へのフィードバックを受けるのみならず、グローバルコミュニケーションも行えた有意義な機会となりました。

研究発表会と併せて「第7回SDGsワークショップ」も開催しました。研究発表会に参加した各国の大学院生及び日本の高校生らが7~8名のグループに分かれ、「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチューンにおける食品の損失を減少させる」というテーマについて、解決策を検討し、グループ毎に発表しました。
各グループにはアジア・アセアン、台湾の大学教員等がスーパーバイザーやファシリテーターとして配置され、参加者全員が発言できるように配慮された中で積極的なコミュニケーションがとられたことで、たくさんのアイディアや意見が飛び交いました。

今後も千葉大学教育学部アジア・アセアン教育研究センターはこのような取組を継続的に行い、アジアの高校生、大学生、大学院生及び現職教員にグローバル環境での研究発表と協働の機会を提供します。

  • 英語で研究成果を発表する日本の高校生

  • 活発な議論が行われたワークショップ

※1 千葉大学教育学部アジア・アセアン教育研究センター
文部科学省「大学の世界展開力強化事業(ツインクルプログラム)」における資産を活用し、アジア各国において日本式科学教育を実装するため、教員の教育観、授業観、子ども観等の比較研究を進め、文化の差異を踏まえた教員養成プログラムや科学教育プログラムを実践するとともに、アセアンの各大学との連携を基盤とした国際共同研究を展開するなど、グローバル科学教育の推進を目的として設置されている。
ホームページはこちら
http://twincle.e.chiba-u.jp/jpn/AAEC/

※2 ASCENTプログラム
Society 5.0を作り上げていく研究人材を養成するために、高校生が大学の環境を生かして研究を行うプログラム 
ホームページはこちら
https://gsc.e.chiba-u.jp/program/