千葉大学墨田漢方研究所が開院しました

2023年02月02日

大学からのお知らせ

千葉大学医学部附属病院は、千葉大学柏の葉キャンパスの再編に伴い、柏の葉診療所を千葉大学墨田サテライトキャンパス(東京都墨田区)に移転し、新たに「千葉大学医学部附属病院東洋医学センター墨田漢方研究所」として令和5年1⽉24⽇に診療を開始しました。

墨田区には、後漢時代に漢方処方をまとめた人物、張仲景の我が国唯一の顕彰碑を有する「常泉寺」や、江戸時代に日本鍼灸を確立した鍼灸師、杉山和一を祀った「江島杉山神社」があり、東洋医学研究ゆかりの地であると言えます。

令和5年1月19日には、診療開始に先立ち、山本亨墨田区長が内覧会に訪れました。内覧会では、勝野達郎所長と研究所内のデザインを担当した今泉博子助教より、「五感をシミュレートする漢方研究所」というグランドコンセプトに基づき、患者さんひとりひとりの症状にじっくり向き合いオーダーメイドの調剤を行う診療と、患者の五感を再認識させることを目指してデザインしたオリジナル家具や調光調色照明等のインテリアという、東洋医学と環境デザインの連携研究に関して説明が行われました。

  • 研究所の内覧会に訪れた山本墨田区長(左写真左側、右写真右側)

  • 研究所の受付(左)と墨田区の路地空間をイメージした細長い空間(右)

<関連情報>
千葉大学墨田漢方研究所ホームページ
(https://www.ho.chiba-u.ac.jp/dept2/sumida-kampo/#greeting)
 関連プレスリリースはこちら
(https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/item/newsrelease_20230201-02.pdf)