【学生の皆さんへ】メディア授業の実施方法等について

2020年04月06日

大学からのお知らせ

2020年4月3日付【学生の皆さんへ】令和2年度授業開始日の変更について にて、おってご連絡することとしておりましたメディア授業の実施方法等について、以下のとおりお知らせいたします。

メディア授業について

令和2年4月6日
千葉大学

はじめに

新型コロナウィルス感染症COVID-19の感染拡大を防止するため、千葉大学は本年度の授業開始を5月7日とし、7月末まで対面の授業を行わず、メディア授業(インターネットを使った遠隔授業)を本格的に導入することになりました。
新学期に千葉大学のキャンパスで学ぶことを期待していた学生の皆さんには誠に残念なことですが、千葉大学はメディア授業という形態で皆さんの学びを全力でサポートしたいと考えています。
千葉大学は教職員が力を合わせて努力していきますが、同時に学生の皆さんにも、メディア授業を受講するための準備を事前に進めていただきたくお願いいたします。

1. メディア授業とは何か

千葉大学では、1回の授業の開始から終了までの全時間を、インターネット及び学習管理システム(千葉大学Moodle)等を利用して実施する授業を「メディア授業」と呼んでいます。皆さんに安心して学習していただくために、次のような形で授業を実施する予定です。
(1)テキスト型: Moodleを通じて教材の配布や解説を行ったり、課題提出を求めたり、質疑応答を行う形式です。
(2)音声型:Moodleに用意された教材について、教員が音声ファイルで説明し、質疑応答を行う形式です。
(3)動画型: Moodleを通じてMicrosoft社のPowerPointなどで作成した授業動画を配信し、質疑応答を行う形式です。
ほかに、同時双方向型(ビデオ会議、TV会議などのソフトウェアやアプリを使用する形式)の利用も皆さんの通信環境の状況に配慮しながら将来的に計画しています。

2. 学生の皆さんに準備していただきたいこと

【新入生の皆さん向け】
(1)Moodleを使えるようにすること: 千葉大学では、皆さんの学修を支援するMoodleと呼ばれるシステムを使用しています。これは、皆さんが受講するコース(科目)ごとに分かれ、授業の資料が掲載されたり、課題や小テストを提出したり、教員からコメントやメールが届くシステムです。
名称は、千葉大学Moodle2020
URLは、https://moodle2.chiba-u.jp/moodle20/
となっています。

新入生の皆さんは、まずこのサイトに掲載されている「千葉大学Moodle利用マニュアル」(pdf形式)を読み、使い方を予習しておいて下さい。Moodleの簡単な使い方は、すでに皆さんに入学手続き等で配布した『普遍教育 履修案内 Guidance 2020』(195-196ページ)にも掲載されています。
Moodleを利用するための利用者番号とパスワードは、4月中旬頃に皆さんの住所に簡易書留やレターパックで郵送の予定です。利用者番号とパスワードが届いたら、必ずログインして下さい。

【全学生の皆さん向け】
(2)Moodleにアクセスすること:今後の授業の進め方や履修科目を登録するための詳しい内容は、このMoodleの中で案内いたしますので、随時確認をお願いします。

(3)メディア授業を受講するための環境整備:メディア授業では、テキストだけでなく音声や動画も使用されます。音声や動画といった通信データ容量の抑制に極力配慮いたしますが、皆さんの自宅やアパート等で、できるだけ高速・大容量のネットワーク環境を利用できるように準備いただくことを推奨いたします。

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐ観点から、対面でのガイダンス等による十分な案内が実施できない状況でのお願いとなりますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。