平成31年度千葉大学入学式 宣誓
2019年04月10日
大学からのお知らせ
柔らかな風に包まれ、春の訪れを感じるこの良き日に、私たち新入生のために、このような厳粛かつ盛大な入学式を挙行していただき、誠にありがとうございます。歴史と伝統ある千葉大学に入学できることに喜びと誇りを感じると共に、これからの大学での生活に大きな夢と希望を抱き、未来への一歩を踏み出すことに、身の引き締まる思いです。
私たちは、北は北海道から南は沖縄まで、更には諸外国からも、様々な入試を経て、縁あってこの千葉大学にやってきました。私たちにとって、これから共に学ぶ仲間たち、最高の指導をしてくださる先生方、そしてここで過ごす4年、ないし6年という大学生活、これらの全てが人生の宝となり、未来への糧となるでしょう。
さて、2020年には大幅な教育改革がなされようとしています。それに加えて、度重なる変化の中、これからの日本で求められる人材も高度化してくることが予想され、私たちはそのような環境を創造していかねばなりません。私たちは、千葉大学の理念に基づき、多分野の専門性と広い教養を身に付けることで、物事を多面的に理解し、俯瞰的かつ分析的な視野を持ち、更に国際的、倫理的、知的な素養を備え、世界に貢献し、活躍できるような人間になりたいと考えます。
そして、現代社会を生き抜く上では、学部に関係なく、全ての学生が専門性の垣根を越えて、既存の価値観にとらわれることなく、自由に、そして主体的に物事に取り組む能力が求められています。
これらを達成し、更に個人個人の目標と夢を実現するために、新入生一同「つねに、より高きものをめざして」、日々の努力を怠ることなく精進し、輝かしい未来に向かって成長し続けることをここに誓います。
平成31年4月5日
新入生代表
教育学部
島田 一輝