アカデミック・リンク・センターが「教育・学修支援専門職」養成の拠点に再認定されましたー平成27年より継続、3回目の教育関係共同利用拠点認定ー

2021年08月23日

大学からのお知らせ

 千葉大学アカデミック・リンク・センターは、平成27年7月より教育関係共同利用拠点の認定を受け、「アカデミック・リンク教育・学修支援専門職養成プログラム」(Academic Link Professional Staff Development for Educational and Learning Support:ALPSプログラム)として、大学における新しい専門的職員である「教育・学修支援専門職」の確立に向けて取り組んでいます。
これまでの主な取り組みとしては、教育・学修支援の専門性の体系化、セミナー・シンポジウムの開催等のほか、平成29年からは大学職員に向けた研修プログラムを開始しており、これまでの履修生は114名にのぼります。

 この度、今後の活動計画が評価され、令和3年7月30日付で、文部科学大臣より令和4年度以降5年間の教育関係共同利用拠点「新たな時代の大学教育を創造する『教育・学修支援専門職』養成拠点」として3回目の認定を受けました。(認定期間:令和4年4月から令和9年3月末まで)

  • 履修証明プログラム 対面授業の様子

 今後、アカデミック・リンク・センターでは、教育関係共同利用拠点として、下記(1)~(4)のとおりこれまでの取り組みをさらに継続・拡大して推進していきます。

(1)新たな時代の高等教育における「教育・学修支援の専門性に必要な能力項目・能力ルーブリック」の開発・普及
(2)教育・学修支援専門職の養成にかかる入門レベルから上級レベルに至る、段階的な新しいSDプログラムの開発と運営
(3)養成された専門人材の活躍の場を、彼ら自身が所属する機関のみならず、全国の高等教育機関に広げるための新たなメカニズムの構築 ー教育・学修支援専門職認定制度・ロスター制度の構築ー
(4)教育・学修支援実務の全国拠点としての情報発信と教育・学修支援専門職能団体等との連携

《センター長のコメント(大学院人文科学研究院 教授 竹内比呂也)》
今日の高等教育においては、学修者本位の教育や学生自身による自律的な学修の実現が強く求められていますが、そのためには支援する人材が不可欠です。教育関係共同利用拠点としてアカデミック・リンク・センターが行う専門的人材の養成は、このようなニーズを満たすための先進的な取り組みです。アカデミック・リンク・センターは、ポストコロナの新しい教育・学修環境を踏まえつつ、一人一人の学修者の学びを豊かにするような取り組みを続けていきたいと考えています。引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いします。