独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)と包括的連携推進協定を締結

2021年05月17日

大学からのお知らせ

社会連携

千葉大学と独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)は、国際産学連携、大学発スタートアップ支援等を通じたイノベーションの共創と高度グローバル人材の育成・活用を柱にした包括的連携推進協定を2021年5月17日付で新たに締結しました。

  • 左から、中山俊憲千葉大学長、佐々木伸彦ジェトロ理事長

  • 協定調印式の様子

本協定の背景・目的

本協定は、本学とジェトロが学術、教育、文化、産業等の分野で相互に連携し、学術研究、人材教育、産学連携での国際的な展開を推進することで日本国及び地域の発展と人材の育成に寄与します。

本協定の内容

(1)本学のヘルスケア(国内有数の医学部・薬学部・看護学部等)、アグリテック(国立大唯一の園芸学部)等の強みとジェトロの国際ビジネスノウハウ・海外ネットワークを組合せ、以下3項目を基軸に連携することにより、大きなシナジー効果を期待します。

  1. 国際産学連携の推進(ジェトロの紹介する海外企業との連携を促進)
  2. 大学発スタートアップの海外展開(千葉大学発スタートアップ企業の海外展開を支援)
  3. 高度グローバル人材の育成・活用(留学生の県内企業での活用・定着支援)

(2)学内に新たに「産学連携ジェトロデスク」を設置、ジェトロ職員等を定期的に派遣し、外国企業とのマッチング、千葉大学発スタートアップ企業への海外展開支援、学生等への国内外の企業に関する情報提供などを行う予定です。

(3)国内外で新型コロナウイルス感染が広がり、国境を越えたヒトの往来が制限される中、両機関は、ジェトロの海外ネットワークとデジタル技術を活用し、国際産学連携等を止めることなく推進します。