学生の皆さんへ 大学の入構制限の段階的解除と第3タームの授業についての学長メッセージ

新型コロナウイルスの感染拡大という世界的課題に直面し、我々の生活は一変しました。

千葉大学では、学生の皆さんの安全の確保を最優先に考え、大学への入構を制限し、メディア授業という形で学修機会の確保を図ってきました。

未だ油断できない状況ではありますが、首都圏の移動制限も解除されることから、第2タームにおいては、大学の入構制限について、まずは卒業・修了年次の学生を中心に段階的に解除していきます。
まだ一度もキャンパスに足を踏み入れていない新入生の皆さんにとっては、特に待ち遠しく感じられると思いますが、今はメディア授業をしっかりと受講し、未来の学びや研究をより充実したものとするために、力を蓄えてください。

第3タームからの授業は、引き続き原則メディア授業としつつ、対面授業も最大限の感染防止策を講じながら部分的に実施します。皆さんの通信環境に配慮しながら、同時双方向型のメディア授業も一部実施します。附属図書館は、学外からも利用できる電子書籍等の充実を図ってきましたが、第3タームからは感染防止策を講じつつ、一部の施設・設備を除き通常開館する予定です。皆さんが安心して、より充実した学修に励めるよう、全力で支援していきます。

課外活動については、7月上旬頃に、今後の実施方針等について示す予定です。

こうした新たな大学生活を送っていただくには、皆さんの協力が不可欠です。新型コロナウイルス感染防止のため、引き続き自律的な行動を心掛けていただくようお願いします。

令和2年6月19日
千葉大学長　徳久剛史

【参考】
大学の入構制限の段階的解除について（通知）