実験とAIの融合!ホウ素触媒反応の新展開と新理解―環境に配慮した金属代替法の発展に貢献―

2022年12月21日

研究・産学連携

千葉大学大学院医学薬学府博士後期課程2年生 伊藤翼氏、大学院薬学研究院 原田慎吾講師及び根本哲宏教授の研究グループは、機械学習(AI)を活用し、ホウ素触媒を用いた新しい脱芳香族化反応の開発に成功しました。本研究成果により、金属を用いずに生物活性を有する分子群のコア骨格を構築できることから、自然環境に配慮した合成法への発展が期待できます。
この研究成果は2022年12月12日に米化学雑誌"ACS Catalysis"オンライン版にて公開されました。