スマートフォンアプリを活用したショッピングモールでの
ウォーキングプログラムに参加で歩数増を確認
―都市部・郊外・大型モール・女性・高齢者で特に多い歩数増加―
2024年01月31日
研究・産学連携
国立大学法人千葉大学予防医学センターとイオンモール株式会社は、スマートフォンのアプリケーションを活用したウォーキングプログラムへの参加が歩数の増減に関わるかを検証しました。
2021年の1年間に取得した、約21万人の約2,300万日分のビッグデータを分析しました。結果として、プログラムの参加が約1,200歩の歩数増加と関連し、特に都市部、郊外、大型モール、女性、高齢者で歩数が多く増加する可能性が示されました。ショッピングモールの施設とスマートフォンアプリによるポイント付与を活用した歩行プログラムへの参加が、日常生活における歩行を促進することが期待されます。
本研究結果は、米国医師会の国際医学雑誌JAMA Network Openに2024年1月30日(現地時間)に掲載されました。