千葉大学がアステラスとクロスアポイントメント協定書を締結
~低分子創薬の貢献に期待~
2024年11月11日
研究・産学連携
国立大学法人千葉大学(千葉市稲毛区、学長:横手幸太郎、以下「千葉大学」)は、アステラス製薬株式会社(東京都中央区、代表取締役社長CEO:岡村直樹、以下、「アステラス製薬」)と、産学官連携の高度化を実現するため、機関を超えた人材交流を目的とする、クロスアポイントメント協定を締結しました。この制度を利用し、本学教員が民間企業に勤務するのは初めてです。
本協定の最大の目的は、膜タンパク質の構造解析系をアステラス製薬内に確立し、合理的な化合物デザインを可能にする創薬プラットフォームを構築することです。本学理学研究院に所属する村田 武士教授がアステラス製薬に在籍出向し、同社の研究専門職の一つであるPrincipal Investigator(PI)として、研究に従事します。