統合失調症の通常診療に加えたオンライン認知行動療法が有効
~患者さんのアクセシビリティを改善した新たな治療の選択肢へ~
2025年02月07日
研究・産学連携
千葉大学附属病院認知行動療法センターの清水栄司センター長、子どものこころの発達教育研究センターの勝嶋雅之特任研究員らの研究グループは、統合失調症を持った成人に対し通常の診療に加えて実施した、病院と患者さんの自宅をオンラインで接続して行った認知行動療法が有効であることを、臨床試験により明らかにしました。本研究の成果によって、これまでよりも多くの患者さんが認知行動療法に取り組むことができるようになり、通常診療に加えた統合失調症の新たな治療方法の選択肢となる可能性があります。
本研究成果は、1月14日付(日本時間)で国際医学雑誌 JMIR Formative Research のオンライン版で掲載されました。