認知症の新たなメカニズム解明へ!~加齢に伴い認知症の発症リスクを上昇させる因子の発見~

2022年09月02日

研究・産学連携

千葉大学大学院薬学研究院の殿城亜矢子講師と伊藤素行教授、千葉大学真菌医学研究センターの高橋弘喜准教授の研究グループは、脳内で一酸化窒素によって活性化される可溶性グアニル酸シクラーゼが加齢に伴い増加することが、認知症の発症リスクを上昇させる一つの要因であることを明らかにしました。本研究成果により、認知症に対する新薬開発や新たな生体内リスクマーカーの発見などが期待されます。
本研究成果に関する論文は、2022年8月13日にAging Cellに掲載されました。

  • 本研究成果の概略図