住まいの空気環境の向上による健康増進効果を実証 化学物質濃度の低減は休息時のリラックス効果を高める

2021年11月09日

研究・産学連携

 千葉大学予防医学センターの中山誠健特任准教授らによる研究グループは、計169名を対象とした脳波測定実験によって、化学物質濃度が極めて低い室内環境では休息時のリラックス状態を向上させる効果があることを実証しました。
この結果により、化学物質の濃度を低減させることは、シックハウス症候群の予防だけでなく休息時のリラックス効果を高める効果があることが明らかになりました。
本研究成果は国際学術誌International Journal of Environmental Research and Public Healthに2021年9月29日に掲載されました。