世界初、遺伝性早老症ウェルナー症候群の診療ガイドラインを英文で発表

2021年01月20日

研究・産学連携

千葉大学大学院医学研究院 横手 幸太郎 教授(千葉大学医学部附属病院 病院長)、国際医療福祉大学医学部 竹本 稔 主任教授らを中心とした国内8機関14名からなる研究グループは、遺伝性早老症ウェルナー症候群の診療ガイドラインを発表しました。この診療ガイドラインが用いられることにより、日本国内のみならず世界中のウェルナー症候群の治療が標準化され、患者の生命予後やQOL向上に寄与することが期待されます。
当ガイドラインおよび関連する研究成果は、2020年10月~12月にかけて日本老年医学会の公式英文誌Geriatrics & Gerontology Internationalに掲載されました。

  • ウェルナー症候群に観察される下肢潰瘍とアキレス腱石灰化下肢潰瘍は難治性であり、アキレス腱石灰化は診断にも用いられる特徴的な所見である(Geriatr Gerontol Int. 2013;13:475-81より転載)