青色光エネルギーを効率的に受け渡す配位子開発に成功―創薬や金属の新しい反応性の発見に前進―

2022年07月27日

研究・産学連携

千葉大学大学院医学薬学府博士後期課程3年生 栗原崇人、大学院薬学研究院 中島誠也助教及び根本哲宏教授の研究グループは、青色の可視光を効率的に吸収して付近の金属にそのエネルギーを受け渡す、可視光活性型配位子の開発に成功しました。
本研究成果により、再生可能な光エネルギーを高い効率で化学反応に用いることができるようになり、創薬や機能性分子合成における分子変換技術や、金属の新しい反応性の発見などが期待されます。  
この研究成果は、2022年7月14日に"Nature Communications"に掲載されました。

  • コンピューターシミュレーションにてデザインした配位子