日本・アイルランド・フィンランド3か国の調査で見えた在宅介護ロボットの開発と社会実装の倫理的課題~私たちは在宅介護ロボットの使用を選択するのか?!~

2020年11月30日

研究・産学連携

千葉大学大学院看護学研究科の諏訪さゆり教授、フロンティア医工学センターの兪文偉教授らの国際共同研究グループは、日本・アイルランド・フィンランドの高齢者・家族介護者・在宅ケア専門職を対象に、在宅介護ロボットの研究開発と社会実装に関する倫理的課題をどのように認識しているか、大規模なアンケート調査を実施しました。3か国合計1,004人より集まった回答から、日常におけるロボットとの関わり方の違いから在宅介護ロボットについて重要視する観点、プライバシー保護や研究の在り方など、在宅介護ロボットに関する各国での認識の特徴が明らかになりました。
本研究成果は、Archives of Gerontology and Geriatricsにて7月15日にオンライン公開されました。

  • 調査票の表紙(左)、調査結果の例(右)