千葉大学生3名が「鴨川ドライブコース」を作成!-鴨川市×千葉大学×JAF千葉支部の産学官連携企画-

2021年12月01日

学生

社会連携

千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス(※1)は、鴨川市とJAF(※2)千葉支部と連携し、学生目線で鴨川の魅力を伝える「鴨川ドライブコース」の作成企画を実施しました。
実施にあたり、千葉大学内でローカルエリアでの活動に関心のある学生や全学副専攻プログラムであるローカル・イノベーション学を履修する学生などに呼びかけたところ、3名の学生から参加希望がありました。企画当初は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下であったため、学生たちは鴨川市やJAFの担当者と7月からオンラインでミーティングを繰り返し、訪問スポットや走行ルートを選定していきました。緊急事態宣言解除後の10月に、現地へ2回出向いてプログラム体験や動画撮影を行い、事前にイメージしていたドライブコースの有用性を検証したうえでMAPを作成しました。

11月25日には、この企画に参加した学生たちが鴨川市役所を訪れ、長谷川孝夫鴨川市長に完成したドライブコースやドライブ動画をお披露目するとともに作成したMAPを贈呈しました。
このドライブコースは、JAFウェブサイトやJAF会員向け機関誌「JAF Mate」でも紹介され、今後はレンタカー会社でも配布される予定です。

【担当職員のコメント(千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス 特任専門員 阿部 厚司)】
本企画を通して学生たちは、自治体や企業と直接打ち合わせを行い、自ら考えて提案し、様々なメディアによる発信を経験し、最終的に自治体の首長へ活動を報告し、その場面を記者発表でとりあげていただくなど、多くの社会現場を体感することができました。これらの経験は、今後の学生たちのキャリア形成においても大変貴重なものとなったと思います。

(※1)千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス:千葉県内の自治体、企業等と協力し、大学と地域の協働による地域活性化・地方創生を推進する千葉大学内の組織として2015年4月に設立。
(※2)JAF(一般社団法人 日本自動車連盟):全国に2,000万人以上の会員を持つドライバー向けロードサービス提供企業。

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    左から松林健悟JAF千葉支部事務所長、阿部厚司千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス特任専門員、
    長谷川孝夫鴨川市長、郡司日奈乃さん(修士1年生)、笠井翔太さん(学部1年生)、北川颯大さん(学部3年生)

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    作成したMAPの一部

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    長谷川鴨川市長へ本企画へ参加した感想を発表する学生たち