千葉大生が一日警察署長に!年末年始の交通事故や犯罪への注意を呼びかけ

2021年12月24日

学生

社会連携

 12月14日(火)、千葉大学の学生ボランティア団体「ふれあいの環」代表の松本陽菜さん(法政経学部3年)が、千葉北警察署の一日警察署長となり、年末警戒イベントで地域の皆さんに年末年始の交通事故や犯罪への注意を呼びかけました。

 松本さんは、千葉北警察署にて山口好弘署長から委嘱状の交付を受けたのち、警察署内の各課を視察。それぞれの業務内容について説明を受け、松本さんからも積極的に質問するなど、警察官の業務について理解を深めました。その後、ショッピングセンターのワンズモール(千葉市稲毛区長沼町)で千葉北警察署主催「年末年始特別警戒出動式」および「冬の交通安全運動出動式」に参加。近年大きな問題となっている「電話de詐欺」への対策についての呼びかけや年末年始に増加する交通事故への注意喚起を行いました。

 ステージでの式典終了後、建物の外に出て警察車両に乗車、それを合図に警戒車両が出動しました。その後は式典に出席していたふれあいの環のメンバーとともに防犯グッズや啓発のチラシを配りました。

 式典には花見川区の折原亮区長や稲毛区の宍倉和美区長をはじめ、地元の防犯協会や警察ボランティア連絡会の代表らが出席。警察音楽隊も出動し、ワンズモールを訪れた地域の皆さんも式典を見守っていました。

  • 山口署長から委嘱を受ける松本さん

  • 地域の皆さんに向けて挨拶した

【松本陽菜さんのコメント】
 警察署の方にお話を伺った際、どんな小さな困りごとでも遠慮なく相談してください、との力強い言葉がとても印象的でした。制服に袖を通すと身も心も引き締まり、私自身啓発を行う身として、また一市民として、より一層防犯意識を高めていこうという気持ちになりました。

「ふれあいの環」とは
 学生による学生支援活動(ピアサポート)やボランティア活動をはじめ、様々な活動を展開している団体。2019年に千葉県にも甚大な被害をもたらした豪雨災害に対するボランティア活動を行いました。他にも、留学生支援や聴覚障害者支援など、活動内容の異なる6つの団体によって構成されています。
ふれあいの環ウェブサイト