千葉大学ユニバーサルフェスティバルを3年ぶりに対面で開催

2022年07月25日

学生

国際

6月23日、けやき会館大ホールで、第60回千葉大学ユニバーサルフェスティバル(以下、UF)が開催されました。このイベントは、国際教育センターの前身である留学生センターが1995年に始めたもので、留学生と日本人学生(CISG:千葉大学国際学生会のメンバー)が協同して作り上げる自文化紹介のプログラムです。今回で60回の節目を迎えましたが、27年間で63の国・地域の留学生が登場しました。中でも多く登場してきたのは、インドネシア(20回)、韓国(16回)、中国(14回)です。発表内容は、日常的な生活文化の紹介から、多人数での伝統的なダンスや楽器のパフォーマンスの披露まで多岐にわたります。

2019年度までは年2回の開催を基本としてきましたが、新型コロナウイルス感染対策のため、2020年6月開催は中止、12月にはオンライン開催に切り替え、2021年度の2回も同様で行ってきました。

2022年春には「対面授業」も増えたことを背景として、60回目のUFは、けやき会館での「対面実施」で行うことができました。

2022年5月現在、千葉大学には48の国・地域から900名余りの留学生が学んでいます。今回は、韓国、インドネシア、バングラデシュ、スペイン、ドイツからの留学生の発表に加え、日本人学生による日本の年中行事についての発表もありました。コロナ対応のため、スライドでの説明が中心でしたが、インドネシア留学生は伝統楽器アンクルンを用いて、美しい音色を披露してくれました。

3年ぶりの対面開催でしたが、150名あまりの学生、教職員、地域の方々が参加し、それぞれの発表を堪能しました。未だ海外留学には様々なハードルがある中、留学生の文化を直接知る貴重な機会となりました。

UFは12月にも開催を予定しています。詳細が決まり次第、千葉大学国際教育センターHP(https://cie.chiba-u.ac.jp/)でお知らせします。

  • UFで発表を行った留学生たち

  • インドネシアからの留学生による伝統楽器アンクルンの演奏