平成30年度ボランティアツアー
日時:平成30年 9月 20-21日
参加者:学生 26名、教職員 4名
場所:福島県富岡町
9月20.21日、福島県富岡町で第8回目となるボランティアツアーを開催しました。
■1日目
昨年活動をさせていただいた富岡文化交流センターの図書館を訪問し、
現在の様子を見学させていただきました。
今年の4月から再開し、現在は一日約50人の方が訪れているそうです。
次に4月から再開された富岡町立小中学校【富岡校】を訪れ、授業の様子を見学しました。
また岩崎校長先生に「震災後の富岡町立小中学校の歴史」についてレクチャーしていただきました。
富岡校は現在、小学校14名、中学校4名、預かり保育4名の児童が毎日元気に過ごしています。
さらに、閉鎖されている富岡第二小学校・第二中学校の体育館を見学しました。
当時の状況がそのまま残っており、とても生々しく感じられました。
第二中学校の体育館は震災当時の3月11日から12日の早朝まで、避難所として使われていました。
原子力発電所建屋の水素爆発の後、避難していた人々は町外へと移動したため、
体育館は当時のまま残されていました。
■2日目
富岡校にて、児童たちとのふれあいや学校内の清掃活動を行いました。
全学年合同体育に参加し、子どもたちと一緒に汗を流しました。
お昼ごはんもみんなで楽しくいただきました。
その後、プール底上げ台の撤去や体育館の清掃作業を行いました。
学校の教員数も多くはないので、なかなか手が回らない状況です。
富岡校は4月から新たな一歩を踏み出しました。
微力ながら力になれたことをうれしく思います。