千葉県台風15号被害ボランティアツアーを実施しました
日時:令和元年9月25日
参加者 : 学生 6名、教職員 3名
場所:千葉県鋸南町
本年9月に発生した台風15号は、関東を中心に甚大な被害をもたらしました。
千葉県は最も被害の大きい地域で、住宅の被害に加え、停電や断水も相次ぎました。
これを受けふれあいの環では、日帰りのボランティアツアーを実施。
千葉県鋸南町で以下のような活動を行いました。
(1)災害ボランティアセンターでの活動
ボランティアセンターでは、被害状況の調査や作業依頼の受付、
ボランティアの斡旋や取材の対応など、多岐にわたる業務を行っています。
しかし人手が足らず、センターの運営にもボランティアを要している状況です。
センター運営のボランティアでは、ボランティア志願者の受付や、センターの電話対応、車の誘導などを行いました。
(2)民家屋外での活動
台風により屋根のかわらが落ちてしまい、さらには大きな看板が窓に飛ばされてきた民家での活動。
暑い中庭に散らばった瓦を拾い、看板を撤去するのは重労働でした。
センターへのボランティア依頼も、屋根の被害に関するものが大半です。
(3)民家屋内での活動
瓦が飛ばされたことで雨が吹き込み、家具や畳が濡れてしまった民家での活動。
濡れたものは破棄するほかないため、搬出してトラックで集積場に運搬しました。
上記した民家もこちらも家主はご高齢の方で、こうした作業を自力で行うのは難しいのが現状です。
(4)瓦礫集積場
運び出した家具や畳は、トラックに載せて瓦礫集積所に運搬します。
集積所では、瓦・不燃物・可燃物・金属など、廃棄物を分別して集めています。
分別された瓦礫はそれぞれが山のように詰まれており、台風15号の被害の大きさを物語っていました。