研究成果・活動報告
Research & Activities

第24回千葉大学移民難民スタディーズ研究会

第24回千葉大学移民難民スタディーズ研究会

在日インドネシア人コミュニティの諸側面

日時:12月1日(金)10:30-12:00
場所:千葉大学G8-103教室 およびオンラインzoom(ハイブリット)
司会:福田 友子(千葉大学大学院国際学術研究院)
報告者:松井 和久(JICA東京 市民参加協力第一課 国際協力推進員・松井グローカル合同会社代表)

報告概要

出入国在留管理庁によると、2023年6月現在、日本には12万2028人のインドネシア人が在留するが、その6割以上は技能実習生や特定技能外国人が占める。元々、インドネシアは技能実習・研修やEPA看護師・介護人材受入の開始当初からの対象国で、ベトナムなどの台頭でその比重は低下したものの、コロナ禍以降、急増へ転じている。他方、インドネシアには第二次世界大戦以前から当時の蘭領東インドへ渡った日本人の子孫がおり、1990年代に来日した彼らが形成する日系インドネシア人コミュニティが茨城県大洗町などに存在する。技能実習生や特定技能外国人のインドネシア人と日系インドネシア人コミュニティとの関係は必ずしも緊密ではない。今回は、こうした日本におけるインドネシア人コミュニティの諸側面を概観し、その特徴を考察するとともに、他の外国出身者のコミュニティとも比較しながら、在日インドネシア人コミュニティと日本社会の今後について考えてみたい。

参加方法

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