研究成果・活動報告
Research & Activities

第8回 移民難民スタディーズ研究会 案内

第8回 移民難民スタディーズ研究会 案内

児童虐待と移動-つながり続けることの困難-

日時:3月24日(水)10:00~11:00
オンラインZoom 会議

報告者:後藤弘子(千葉大学社会科学研究院)

報告概要

児童相談所の児童虐待対応件数は、年々増加しており、2019年度は19万件を超える数となっている。一方で、虐待により死亡するケースは厚生労働省の調査によれば、一定数(同年で22件。心中を除く)にとどまっている。その数少ない死亡事件に関しては、せっかくつながっていた支援が、何らかの「移動」によって途切れることの問題点が指摘されている。近年耳目を集めたいくつかの事件(目黒事件、野田事件、札幌事件)の検証報告書や判決文からなぜ「移動」が起こるのか、なぜ「つながり続けること」が困難になるのかについて検討する。

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