文系大学院生 Aさんの就活体験談
インタビュー日:2021/01/15(金)
プロフィール
国籍 | 中国 |
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学科 | 人文公共学府 |
日本滞在歴 | 3年半 |
日本語能力検定 | N1 |
勤務先/内定先 | インフラ業界(鉄道、道路、航空、エネルギー関連) |
※内定とは…企業が就活生を正式な社員としてOKすること。
詳しくはこちら 【専門家に聞く】「内定」と「内々定」の違い、内定取り消しの対処法 - リクナビ就活準備ガイド (rikunabi.com)
経歴
Aさんは、中国の大学に通っていて、大学3年生のときに1年間長崎に留学していました。その後は中国での就職経験の後、大学院に進学しようと決めて日本に来ました。
Q.どうして日本で就職することを決めたのですか?
日本は平均的にみると中国より経済発展していると思っているからです。日本での生活が快適だというのも理由です。
Q.なぜ今の勤務先(内定先)を選んだのですか?
人々の便利かつ豊かな生活を支えることが就活の軸で、それに合う会社だったからです。社会の役に立てるのが自分のモチベーションなので、そういう(社会の役に立てる)仕事をしたらモチベーションを保ち続けられると思っています。
Q.具体的な仕事内容を教えてください。
まだわかりません。ですが、研究内容を活かせる仕事ができたらうれしいです。
Q.就職活動では何をアピールしましたか?
目標に向かって地道に努力できるという長所を、今までの経験を元に話しました。例えば、日本語の勉強を「N1を取る」という目標のもと、勉強して取得したことや、TOEICでは800点を目指し勉強したこと、また、大学院への入学のために半年間で準備したことなどを話しました。
Q.大変だったことはありますか?
正直に言うと、全部大変でした…(笑)。でも、何回も練習して、多くの企業にエントリーシートを出しました。たくさんの経験をして、だんだんと慣れて、分かるようになってきました。
Q.効果的な就活対策はありましたか?
2つあげると、アプリとYouTubeです。アプリは主に、マイナビやリクナビ、ワンキャリアや就活会議、みん就などを利用していました。ただ注意することは、「情報を見過ぎない、信じすぎない」ということです。就活に関する掲示板などの情報は必ずしも正しいとは限りません。私自身も、掲示板やクチコミを見て不安になったり落ち込んだりすることがあり、精神的に良くなかったと感じました。見過ぎないようにすることも大切です。YouTubeは「utsu」さんという方の動画をよく見ていました。とても勉強になったのでおすすめです。
他にも、エントリーシートを書く際には、企業のホームページの「IR情報」を見ました。このページを見ると、その企業の経営上の課題やリスクを知ることが出来るので、その企業が抱えている課題に対して自分はどんなことが出来るのか考えて、エントリーシートに書きました。
Q.仕事のビジョンはありますか
自分が勉強したことを活かしたいと考えています。また、頼れる社会人になることも目標です。
Q.最後に、これから就活をする方々へメッセージをお願いします!
自分がやりたいこと、どんなことがモチベーションにつながっているのかを探すために、自己分析を徹底することが大切だと思います。自信を持って就活してください。きっと大丈夫です。