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国立大学法人 千葉大学

仮設住宅におけるコミュニティーガーデン活動

●コミニティガーデン活動 【7月~】
 宮城県石巻市雄勝町

◆活動内容◆
私たちは現在、宮城県石巻市雄勝町にて植物を使った復興支援活動を行っております。
震災当初から、「国内で唯一の園芸学部の学生として、植物の力で被災地に元気を与えることは出来ないか」とメンバー同士で話し合っており、松戸でこれまで行ってきたコミュニティガーデン活動の経験を活かして、仮設住宅にてコミュニティガーデンを作ろうと、動き出しました。コミュニティガーデン活動とは、様々な人と庭造りを通じて交流を深める活動のことで、阪神淡路大震災など過去の大きな震災のときにも各地で活動が行われました。
ISO学生委員会の活動を支えてくださっている秋田典子先生の協力もあり、石巻市の担当者から雄勝森林公園の仮設住宅を紹介され、現在の活動が始まりました。

7月以降これまで3回現地にて活動を実施し、仮設住宅にてコミュニティガーデン活動を行っております。また9月に被災地を訪れた際には、雄勝町入口にあたる土地に住んでいた方から、その土地を花壇として使う許可を頂きました。今後も、より一層仮設住宅の方々と交流を深めつつ、雄勝町入口の土地を雄勝町復興のシンボルと位置づけられる様、活動を継続していきたいと思います。





◆感想◆
私たちは活動をする際、被災者の方々に「ありがとう」と伝えることを心がけています。
復興支援の多くはボランティアが被災者の方々に対して行う活動が多く、被災者の方々は「ありがとう」と言い続けて来ました。被災地に行き、被災者の方々とたくさん話をし、時には甘えることも、大切な復興活動ではないかと思います。
自分が出来ることを、出来る範囲で長い期間をかけて行うことが大切だと、感じているところです。
今後も月1回を目標に、活動を続けていきたいと思います。