平成28年度の主な活動
熊本地震被災地援助募金活動
場所:総合学生支援センター ライフセンター前
主催:ふれあいの環5団体合同
今年4月に発生した熊本地震を受けて、学内での募金活動を行いました。
今回の募金は千葉大学全体の支援活動の一部として行わせていただき、集まったお金は千葉大学からの緊急災害募金として日本赤十字社に寄付されました。皆さんのご協力に感謝いたします。
キャンパスクリーン活動に参加
場所:千葉大学西千葉キャンパス
主催:千葉大学
キャンパスクリーン活動とは、千葉大学教職員による構内清掃活動です。
日頃利用しているキャンパスをきれいにするため、ふれあいの環の学生も参加させていただきました。
清掃のお手伝いだけでなく、一緒に参加している教職員の方々とも交流もでき、非常に有意義な活動となりました。
第9回ふるさと田中みこしまつりに参加
主催:ふるさと田中みこしまつり実行委員会
ふるさと田中みこし祭りにふれあいの環の学生が参加しました。
田中みこし祭りは柏市のお祭りで、毎年、千葉大学柏の葉キャンパスの目の前(柏の葉キャンパス駅前ロータリー)で行われています。
ふれあいの環は一昨年から、柏市への貢献を主な目的とし、お神輿の担ぎ手として参加させていただいています。
一緒にお神輿を担ぐことで地域の方との交流もでき、非常に充実した時間を過ごすことができました。
第12回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムに参加
主催:日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク
ノートテイク会が日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークが主催するシンポジウムに参加し、ポスター発表を行いました。
このシンポジウムは全国の大学における聴覚障害学生支援の実践に関する情報を交換することで、今後の聴覚障害学生支援体制を発展させることを主な目的とするものです。
◆千葉大学ノートテイク会とは◆
~ノートテイク会の活動~
学内の聴覚障害学生の受講する授業に出向き,“ノートテイカー(通称テイカー)”として,音声情報を聞き取ったままにPC で打ち込みます。打ち込まれた文字を聴覚障害学生がiPad
で見ながら授業を受けます。学外や実習でPC が使えないときには,手書きテイクをすることもあります。
第50回 Universal Festivalを開催
場所:千葉大学けやき会館 大ホール
主催:千葉大学国際教育センター
企画・運営:CISG(千葉大学国際学生会)
協賛:千葉ユネスコ協会
協力:千葉大学ノートテイク会
後援:千葉市、千葉市教育委員会
Universal Festival(以下UF)は、留学生との交流と相互理解を促進することを目的としたイベントで、年に2回開催しています。
留学生が自分の国について発表を行うステージ発表がメインの企画です。発表の後には交流会もあり、それぞれの国の伝統料理を留学生が振る舞います。
12月開催のUF では、第50回の節目ということで特別企画として、以前UF に出ていただいた留学生が今どのようなことをしているのか、などをまとめたインタビュー映像を上映しました。
カタリベカフェ開催
場所:総合学生支援センター2F 「ふれあいの環」
主催:学生コミュニティ支援団体 ピア
第52回UF ではイタリア、韓国、中国、マダガスカルの留学生が発表を行いました。
「カタリベカフェ」は、月に1回ペースで開催しています。様々なテーマのもとで、飲み物を片手に参加者同士で語り合うイベントです。他の人の意見をききたい・・・いろいろな人と話してみたい・・・など参加の動機はいろいろ。
ふらッとカフェに立ち寄るような気分で参加できるイベントです。
年賀状プロジェクト
主催:ふれあいの環5団体合同
日頃からお世話になっている教職員の方々に、年賀状を製作しお渡ししました。
また平成28年7月にも、暑中見舞いを作成し、お渡ししています。
「3.11を想う」を開催
主催:ふれあいの環5団体合同
震災の風化防止を主な目的として、毎年3月に開催しています。5回目となる今年は、参加者全員で黙祷を捧げた後、座談会等を行いました。東日本大震災に思いを馳せ、参加者ひとりひとりが震災について、これからの自分達について考える機会を提供しています。
キャリアデザインラボを開催
主催:キャリアポート
学部、学科、学年を越えた交流の中で、キャリアについて考える機会を提供することを目的に開催しています。
内容は、ES の書き方や先輩たちの就職活動の体験講座、座談会などです。
活動を振り返って
「ふれあいの環」 会長 理学研究科 2年 小林 篤史
私は学部と修士課程を合わせて6 年間、ボランティアの企画運営や学生支援を中心に活動をさせて頂きました。学生生活を振り返ると、「ふれあいの環」との出会いが私にとって非常に大きなものだったと感じます。
その理由の1 つは、ボランティアやイベントの企画運営の中で様々な人との交流があったことです。他学部の学生はもちろん、大学の職員・教員の方々、地域市民や児童、被災地の方々など、本当に色々な人と活動を通じてつながる機会がありました。年代や立場の異なる方々との関わりの中で多様な価値観に触れたことは、自分の視野や考え方を広げる貴重な経験となりました。
もう1 つは、組織運営の経験をさせていただいたことです。特に修士1 年次に代表となってからは、自分達は誰のために何ができるのか、教職員や地域住民の方々に喜んで頂くにはどうすれば良いか、所属する学生が明るく前向きに活動できる環境をどう作るのかなどを常に考え続けなくてはなりませんでした。正解の無い課題に対して向き合い、周囲の人々に支えられえながら試行錯誤を繰り返したことは、私の人生の大きな糧となっています。
いずれの経験も学科の講義や研究生活では決して得られないものであり、ふれあいの環で活動ができて本当に良かったと感じています。活動を支えてくださった教職員の皆様、共に活動してくれているピアサポーターをはじめとして、これまでお世話になった全ての方々に、改めて感謝申し上げます。今後も「ふれあいの環」がより有意義で充実した支援ができるよう、精一杯活動して参ります。
「ふれあいの環」 代表 教育学部 3 年 飯迫奨大
「学生が学生を支援する」という信念のもと、その在り方を考えていくところから私たちの活動は始まります。学生の立場で同じ学生を支援するというのは簡単ではありません。しかし、同じ立場だからこそできる支援の形があると、日々の活動を通して実感しています。「ふれあいの環」は、支援の形によって5
つの団体に分かれています。今後も、様々な学生のニーズに合わせた多様な支援の在り方をひとりひとりが模索しながら活動していくことで、より意義のある支援を行っていきたいと思います。
私はこの1 年間、学生支援コミュニティ団体ピアの代表としても活動させていただきました。カタリベカフェの運営や、次年度の履修相談の企画などを通し、個々の学生と実際に向き合う機会の多い私たちは「支援」という言葉に、より様々な思いを抱きます。その中で、実際に学生が期待しているもの、抱えている不安なども強く感じるところです。それらを受けて行う私たちの活動が、学生たちのプラスになり、ひいては千葉大学全体の向上の一助になれば幸いです。
また、こうした活動を継続していけるのは、学生支援課をはじめ、教職員の方々のご支援・ご協力があればこそです。心より感謝申し上げます。
ボランティア活動支援学生スタッフ 前代表 文学部 4 年 林 夏菜子
ふれあいの環は私にとって、総合的人間力の実践の場でした。代表という立場も経験させていただき、自分という人間を全て出しきるつもりで取り組んできました。だからこそ大変なことも嬉しいことも経験でき、これからの人生の糧になると思っています。しかし、それらの経験もそれを確かめさせてくれる誰かがいなければ成長にはなりません。語り合い、助け合い、誰かとともに過ごすことで自分を確認でき、高めていくことが出来るのだと思います。ふれあいの環の活動を通じて出会えた福島の子どもたち、現地の方々、NPO 団体の方々、そして日頃の活動を支えてくださった教職員の方々、学生スタッフの仲間たち、そのすべての出会いに感謝いたします。また、そのような場を与えてくれた千葉大学に心から感謝しています。ふれあいの環の活動は、まだまだこれから大きなうねりとなり、千葉大学がより高きところへと突き進む原動力になると信じています。
ボランティア活動支援学生スタッフ 代表 工学部 3 年 秋山 光
私は「ふれあいの環」のスタッフとして様々なボランティア活動に参加したり、その経験活かして学生にボランティアの楽しさを伝えるために尽力してまいりました。「学生が学生を支援する」という信念のもと私たち学生ならではの視点から活動を行っています。
活動の中でボランティア等のやりたいことがあるけど、きっかけがないと中々行動できないという学生が多くいました。そんな学生たちの一歩を踏み出す手助けをすることが私たちの活動で大きな意味を持つと感じています。その学生たちが活動をし、その経験を活かし別の学生の手助けをする、そんなサイクルができれば、「学生が学生を支援する」ことが大学全体に広がっていき、私たちの活動が実を結ぶのではないでしょうか。
こうした活動を今も続けてられているのは、今まで根気強く活動を広げてきた先輩方や活動を支えてくれた教職員の方々がいたからこそです。改めて心より感謝申し上げるとともに、今後もより精力的に活動していこうと思います。
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