戦略的な研究推進
千葉大学は、研究成果の社会的還元、また、研究活動を通した優れた人材の育成による社会貢献へ向け歩み続けます。そのための具体的な取り組みの一つとして、「グローバルプロミネント研究基幹」による独創的な次世代研究の創出と戦略的研究推進を実施しています。

本学は、研究の核となる新規性・独創性を備えた発展性のある研究群を長期間に渡り継続的に創出するシステムとして、2016年4月に「グローバルプロミネント研究基幹」を設置しました。
研究IR(Institutional Research)分析により明らかとなった本学の強みとなる研究分野において、分野横断的に実施される先鋭的なプロジェクトを重点的に支援、推進しています。。
戦略的重点研究強化プログラムStrategic priority research promotion program
本学の研究の核となる「重点推進分野」として、トップダウン方式により指定した6つのプロジェクト群です。世界トップクラスの国内外研究者が研究を加速させ、国内外の先端研究拠点とのネットワーク構築などにより、「世界水準の研究拠点の構築」や「革新的イノベーションの創出」を目指しています。
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粘膜免疫・アレルギー治療学 中山俊憲
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ハドロン宇宙科学 吉田滋
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キラリティー物質科学 尾松孝茂
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植物分子科学 齊藤和季
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医工学 羽石秀昭
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リモートセンシング ヨサファット テトォコ スリ スマンティヨ
リーディング研究育成プログラムLeading Research Promotion Program
若手・中堅研究者が中心となって推進する、本学の次世代の重点研究となり得るプロジェクト群です。研究の強化と多様性の確保を目的に、ボトムアップ方式により選定・育成しています。
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千葉大発ナノDDSによるRNA創薬プラットフォームの実装
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小地域推定の統計手法開発と貧困・公衆衛生・災害などへの応用
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生物規範工学:昆虫が拓くビッグ・イノベーション
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心理学・精神科学の文理横断橋渡し研究拠点
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先導的ソフト分子の活性化と機能創製
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癌の本態解明および臨床応用へ向けた小分子開発を行う癌エピゲノム拠点
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未来型公正社会研究
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希少・難治性疾患に対する革新的治療創生研究
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次世代3次元映像計測技術の創成と応用
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"超個体"の統合的理解に基づく次世代型「感染制御学」研究推進地点
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先進的骨伝導技術を基盤としたコミュニケーション促進機器の研究開発
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IoTリンパ浮腫モニタの実用化による早期診断・治療と病態の解明
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千葉大学糖鎖創薬研究拠点の創薬シーズ探索への展開
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質感・情動イメージングの創成
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日本の多文化共生社会構築へ向けた移民・難民研究
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生命金属の統合的理解と革新的利用の研究拠点形成