研究者・スタッフ
Staff

五十嵐 誠一

五十嵐 誠一Seiichi Igarashi

職位 教授
専攻分野 国際関係論

研究業績

著書

2018年 単著 『東アジアの新しい地域主義と市民社会-ヘゲモニーと規範の批判的地域主義アプローチ』勁草書房
2018年 共著 『国際移動と親密圏-ケア・結婚・セックス』京都大学学術出版会(東アジアにおける移民労働と市民社会)
2017年 共著 『人の国際移動』京都大学出版会(「東アジアの移民労働と市民社会」)※近刊
2017年 共著 『政治(東南アジア地域研究入門3)』慶應義塾大学出版会(「市民社会」235-252頁)
2016年 共著 『途上国における軍・政治権力・市民社会―21世紀の「新しい」政軍関係』晃洋書房(「フィリピンにおける新たな政軍関係の展開―『市民的文民統制』は可能か」197-221頁)
2016年 共著 『東アジアにおけるサブリージョナル・ガバナンス研究―拡大メコン圏形成過程を事例に』2013-2015年度科学研究費補助金・基盤B研究成果報告書(「もう1つのメコン地域主義―市民社会の視座から」59-85頁)
2014年 共著 『近代世界システムと新自由主義グローバリズム―資本主義は持続可能か?』作品社(「東アジアの市民社会と新自由主義グローバリゼーション―オルタナティブな東アジア共同体に向けて」112-133頁)
2014年 共著 Transformation of the Intimate and the Public in Asian Modernity, Leiden: Brill (''The Developing Civil Public Sphere and Civil Society in East Asia: Focusing on the Environment, Human Rights, and Migrant Labor,'' in Emiko Ochiai and Hosoya Leo Aoi, eds., pp. 264-300)
2013年 共著 『親密圏と公共圏の再編成』京都大学出版会(「アジアの市民的公共圏と市民社会―地域主義へのボトムアップ・アプローチ」297-348頁)
2013年 共著 『国際関係論』弘文堂(「市民社会は世界を動かすことができるか」217-232頁)
2012年 共著 『グローバル時代のマルチ・レベル・ガバナンス―EUと東アジアのサブリージョン比較』2009-2011年度科学研究費補助金・基盤研究B研究成果報告書(「地域主義研究の新たな理論的地平―トランスナショナル市民社会の分析に向けた予備的考察」53-75頁)
2012年 共著 『グローバル時代のマルチ・レベル・ガバナンス―EUと東アジアのサブリージョン比較』2009-2011年度科学研究費補助金・基盤研究B研究成果報告書(「東南アジアの移民労働者とトランスナショナル市民社会-政策関与の実態と課題」101-119頁)
2011年 単著 『民主化と市民社会の新地平―フィリピン政治のダイナミズム〔早稲田大学学術叢書〕』早稲田大学出版部(第10回NPO学会優秀賞受賞)
2009年 共著 『北東アジアにおける労働組合の国際交流の役割』社団法人新潟県地域総合研究所(「韓国における労働組合の特徴と社会的役割」61-70頁)
2009年 共著 『フィリピンを知るための61章〔第2版〕』明石書店(「議会―『三つ巴』のねじれ現象」151-155頁)
2008年 共著 『東アジアの中の日本―環境・経済・文化の共生を求めて』富山大学出版会(「東アジア共同体の共生空間と市民社会の地平」9-25頁)
2007年 共著 『市民社会の比較政治学』慶應大学出版会(「民主主義の定着・発展と市民社会―フィリピンにおける民間選挙監視団体の活動に注目して」303-327頁)
2006年 共著 『北東アジア事典』国際書院(「北東アジア市民社会論」49-51頁・「北東アジアにおける環境NGOの活動」248-250頁)
2005年 共著 『予防外交としての環海洋越境広域経営の研究-アジア型マルチレベルガバナンスの創生』205頁(「東北アジアのリージョナルガバナンスと市民社会-NGO/NPOの台頭とその越境的ネットワークに注目して」33~49頁)
2005年 共訳 『民主化の理論―民主主義への移行と定着の課題』一藝社
2004年 共著 『地方自治体主導型地域主義研究-欧州・アジア・北米型モデルの比較分析』346頁(「Emerging Northeast Asian Community: A View from Civil Society」259~281頁,「Special Remarks on Civil Society: Views from the Philippines, Indonesia, and Myanmar」282~296頁)
2004年 単著 『フィリピンの民主化と市民社会―移行・定着・発展の政治力学』成文堂
2004年 共著 『地方自治体主導型地域主義研究―欧州・アジア・北米型モデルの比較分析』早稲田大学2002年度特定課題研究助成費研究の成果報告書(「Emerging Northeast Asian Community: A View from Civil Society」259-281頁)
2004年 共著 『地方自治体主導型地域主義研究―欧州・アジア・北米型モデルの比較分析』早稲田大学2002年度特定課題研究助成費研究の成果報告書(「Special Remarks on Civil Society: Views from the Philippines, Indonesia, and Myanmar」282-296頁)

論文

2017年 東アジアにおける人権規範の「地域適合化」と市民社会
千葉大学法学論集 32(1/2) 49-110
2017年 「ASEANが抱える人権と民主主義の隘路」外交45号
2016年 「東アジアの平和の再創造」平和研究46号
2014年 「東アジアと民主化理論-統合的アプローチに向けて-」千葉大学法学論集29巻1=2号
2011年 ''The New Regional Order and Transnational Civil Society in Southeast Asia: Focusing on Alternative Regionalism from below in the Process of Building the ASEAN Community,'' World Political Science Review, Vol. 7, Issue 1
2011年 「東北アジアの新しい安全保障秩序とトランスナショナルな市民社会―批判的国際関係論の視座から」北東アジア地域研究17号(2012年度北東アジア学会優秀論文賞)
2009年 「東南アジアの新しい地域秩序とトランスナショナルな市民社会の地平―ASEAN共同体の形成過程における『下』からのオルターナティブな地域主義に注目して」国際政治158号(第3回日本国際政治学会奨励賞)
2009年 「フィリピンにおける市民社会依存型選挙ガバナンスの功罪―民主主義の定着との関係で」アジア・アフリカ地域研究8巻2号
2008年 ''The Dilemma of Democratic Consolidation in the Philippines: The Contested Role of Civic Organization in Electoral Governance,'' Philippine Political Science Journal, Vol. 29, No. 52
2007年 「マルコス体制崩壊過程における市民社会の実相―民主化をめぐるヘゲモニー闘争に着目して」アジア研究53巻1号
2005年 「東北アジアの環境ガバナンスと市民社会―NGO/NPOの台頭とそのトランスナショナルなネットワークに注目して」環日本海研究11号
2003年 ''The Possibilities and Limits of Civil Society in Northeast Asia: A View from Japan,'' The Northeast Asian Community: Issues and Suggestion
2002年 「フィリピンとビルマの民主化比較考察―統合的アプローチを手がかりとして」アジア研究48巻4号

担当科目

学部

開講所属名科目名開講期間曜日授業概要
法政経学部 アジア政治I 1-2ターム 火曜2限 東アジア(東南アジアと東北アジアからなる地域)の民主化(非民主主義体制から民主主義体制への移行とその定着)を内部の視座と比較の視座から考察し、同地域の民主化の実像を理解するとともに、民主化の背景、要因、条件、特徴、課題を総合的に把握します。
アジア政治II 4-5ターム 火曜2限 東アジア(東南アジアと北東アジアからなる地域)における国際関係(地域主義)の現状を把握しながら、そこで展開される市民社会の活動を具体的な事例を通じて考察し、ボトムアップの視座から現実味を帯びつつある東アジア共同体の行く末を探ります。
政治政策演習(アジア政治演習I) 1-2ターム 火曜3限 21世紀は東アジア(東南アジアと東北アジア)の時代と言われるほど、東アジアに対する関心が高まっています。本演習では、東アジア諸国の政治の実態を受講生同士の積極的な対話を通じて深く学んでいきます。とくに本年度は『東アジアにおける平和への構想力』を主テーマといたします。
人数によっては、4時限の4年次演習ゼミと合同で行うこともあります。この科目の履修は【3年生】のみに限定します。
初回に報告と討論の割り当てを行うため、受講希望者は必ず出席してください。
政治政策演習(アジア政治演習II) 4-5ターム 火曜3限 21世紀は東アジア(東南アジアと東北アジア)の時代と言われるほど、東アジアに対する関心が高まっています。本演習では、東アジア諸国の政治の実態を受講生同士の積極的な対話を通じて深く学んでいきます。とくに本年度は『東アジアにおける平和への構想力』を主テーマといたします。
人数によっては、4時限の4年次演習ゼミと合同で行うこともあります。この科目の履修は【3年生】のみに限定します。
初回に報告と討論の割り当てを行うため、受講希望者は必ず出席してください。
政治政策演習(アジア政治演習III) 1-2ターム 火曜4限 21世紀は東アジア(東南アジアと東北アジア)の時代と言われるほど、東アジアに対する関心が高まっています。本演習では、東アジア諸国の政治の実態を受講生同士の積極的な対話を通じて深く学んでいきます。とくに本年度は『東アジアにおける平和への構想力』を主テーマといたします。
人数によっては、3時限の3年次演習ゼミと合同で行うこともありますので、初回は必ず3時限の3年次演習ゼミに出席してください。
この科目の履修は【4年生】のみに限定します。初回に報告と討論の割り当てを行うため、受講希望者は必ず出席してください。
政治政策演習(アジア政治演習IV) 4-5ターム 火曜4限 21世紀は東アジア(東南アジアと東北アジア)の時代と言われるほど、東アジアに対する関心が高まっています。本演習では、東アジア諸国の政治の実態を受講生同士の積極的な対話を通じて深く学んでいきます。とくに本年度は『東アジアにおける平和への構想力』を主テーマといたします。
人数によっては、3時限の3年次演習ゼミと合同で行うこともありますので、初回は必ず3時限の3年次演習ゼミに出席してください。
この科目の履修は【4年生】のみに限定します。初回に報告と討論の割り当てを行うため、受講希望者は必ず出席してください。

大学院

開講所属名科目名開講期間曜日授業概要
人文公共学府
公共社会科学専攻
国際関係論 1-2ターム 火曜1限
国際関係論 1-2ターム 火曜6限
国際関係論演習 4-5ターム 火曜5限