小川 玲子Ogawa Reiko
職位 | 教授 |
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専攻分野 | 社会学,移民研究 |
研究業績
著書
2018年 | Andrea Germer and Reiko Ogawa, "Japan: Gender Studies in Transnational Perspective," Handbuch Interdisziplinäre Geschlechterforschung,pp.1-11 (https://link.springer.com/referenceworkentry/10.1007/978-3-658-12500-4_148-1) |
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2017年 | "Japan: From Social Reproduction to Gender Equality" in Marian Baird, Michele Ford and Elizabeth Hill eds., Women, Work and Care in the Asia-Pacific, Oxon and New York:Routledge, pp 199-213. |
2016年 | 「<他者>との共存を求めて―フィリピン先住民族の自己表象」甲斐田万智子ほか編『小さな民のグローバル学――共生の思想と実践をもとめて』上智大学出版会 138-159頁 |
2016年 | "Demographic Change and Migration of Care Workers, State, Care Facilities and Migrants," in Stephen Nagy et al. eds., Japan's Demographic Revival: Rethinking Migration, Identity and Sociocultural Norms , Singapore: World Scientific, pp 83-112. |
2015年 | 「グローバル化するケア労働と移民」日本平和学会編『地域・草の根から生まれる平和』早稲田大学出版会59-77頁 |
2014年 | "Globalization and Transformation of Care in Japan," in Mika Mervio ed., Contemporary Social Issues in East Asian Societies: Examining the Spectrum of Public and Private Spheres, Hershey: Information Science Reference, pp 86-105. |
2014年 | "Configuration of Migration and Long-Term Care in East Asia: The Intersection between Migration and Care Regimes in Japan and Taiwan," in Raymond K. H. Chan, Lih-Rong Wang and Jens O. Zinn eds., Social Issues and Policies in Asia: Family, Ageing and Work , Newcastle upon Tyne: Cambridge Scholars Publishing, pp 117-140. |
2013年 | "Revisiting the Globalism of the Periphery: 'Asianism' in Fukuoka", in Cobbing Andrew ed., Hakata: The Cultural World of Northern Kyushu , Leiden and Boston: Brill, pp 143-168. |
2012年 | "The Korean Wave as a Contact Zone for Post Colonial Encounters", in Harald Meyer, Takahiro Nishiyama, Reinhard Zollner eds., Media, Cultures, Identities: Aspects of Contents Business in East Asia , Munich: Iudicium, pp 37-55. |
2011年 | リディア・N・ユー・ホセ編著(小川玲子ほか翻訳)『フィリピンと日本の戦後関係―歴史認識,文化交流,国際結婚』明石書店1-310頁 |
2010年 | 「社会開発のアプローチ:文化人類学と文学をめぐる試論」大谷順子=大杉卓三編『人間の安全保障と現代中央アジア』花書院187-201頁 |
2010年 | "Re-imagining the Relationship between Japan and Korea: Popular Culture and Civic Engagement", in Henk Vinken, Yuko Nishimura and Bruce White eds., Civic Engagement in Contemporary Japan: Established and Emerging Repertories. New York: Springer, pp 189-202. |
雑誌論文
2018年 | 「東アジアにおける移住ケア労働者の構築」『千葉大学グローバル関係融合研究センター・ワーキングペーパー』No. 3、2018月10月29日 |
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2018年 | 「サービス産業と外国人女性:看護師・介護士」移民政策学会設立10周年記念論集刊行委員会編『移民政策のフロンティア』明石書店、2018年、pp60-65 |
2015年 | 「東アジアのグローバル化するケアワーク―日韓の移民と高齢者ケア」相関社会科学24号3-23頁 |
2012年 | "Family and Care Work Facing Social Change and Globalization: Conjunction between Family, Care Work and Immigration in Japan," International Journal of Public and Private Healthcare Management and Economics, 2, 4, pp 41-53. |
2012年 | "Conceptualizing Transnational Migration of Care Workers: Between "Skilled" and "Unskilled"," ASIEN: The German Journal on Contemporary Asia, Nr. 124, pp 95-114. |
2012年 | 「外国人介護職受け入れをめぐってーケア概念の共有と実践の課題」社会福祉研究113号114-119頁 |
2012年 | "Globalization of Care and the Context of Reception of Southeast Asian Care Workers in Japan," Southeast Asian Studies, Vol.49, No. 4, pp570-593. |
2010年 | "Migration of Indonesian Care Workers under the Japan-Indonesia Economic Partnership Agreement," Urban Policy Studies, No. 4, pp61-75. |
2010年 | 小川玲子ほか「来日第1陣のインドネシア人看護師・介護福祉士候補者を受け入れた全国の病院・介護施設に対する追跡調査(第1報)―受け入れの現状と課題を中心に―」九州大学アジア総合政策センター紀要5号85-98頁 |
2010年 | 大野俊=小川玲子編『国際シンポジウム報告書 東南アジアから日本へのケアワーカー移動をめぐる国際会議―政策担当者と研究者の対話』九州大学アジア総合政策センター1-174頁 |
2010年 | Reiko Ogawa, Frank Tsen-Yung Wang, Kim Eunshil and Hsiao Chun Liu eds., Visiting Researcher's Research Paper: Transnational Migration from Southeast Asia to East Asia and Transformation of Reproductive Labor, Kitakyushu Forum on Asian Women, pp 1-114. |
2010年 | 小川玲子ほか「東南アジアから東アジアへの国際移動と再生産労働の変容」アジア女性研究18-38頁 |
2009年 | 小川玲子ほか『日本の地方における「万人のための教育」施策(GP)集』1-56頁 |
2009年 | 「経済連携協定によるインドネシア人介護福祉士候補者の受け入れの現状についてー介護施設における質的量的調査を中心に」都市政策研究8号65-77頁 |
2009年 | 「外国人介護職と異文化間ケアーフィリピンの日本人高齢者施設の経験からー」九州大学アジア総合政策センター紀要3号113-126頁 |
2008年 | 大野俊=小川玲子編『国際シンポジウム グローバル化する看護と介護―医療・福祉分野への外国人労働者参入をめぐって』九州大学アジア総合政策センター1-138頁 |
2008年 | "Migration of Southeast Asian Care Workers to Japan: Issues and Contestations," Journal of Asian Women's Studies, Vol. 17, pp 1-16. |
2008年 | 「差異を超えて―語りはじめたフィリピンのムスリム女性たち」アジア女性研究17号133-139頁 |
担当科目
学部
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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法政経学部 | 社会保障論I | 1-2ターム | 金曜3限 | 個人の健やかな生活を保障し、自立を支援し、社会参加や貢献が出来るようになるための仕組みが社会保障です。社会保障を通じた社会のあり方について、少子高齢化やグローバル化などの変化を踏まえながら政策や制度について説明します。 |
社会保障論II | 4-5ターム | 火曜3限 | グローバル化の中で社会のあり方も変容を迫られており、社会保障も従来の国民国家の枠組みの中でのみ捉えることが難しくなってきています。本授業では国際規範が社会保障を含めた日本の制度に与えた影響及び移民・難民を含めた多様な人々との共生について考えます。 | |
ゼミナールIa(政治政策) | 1-2ターム | 木曜2限 | ||
ゼミナールIb(政治政策) | 4-5ターム | 木曜3限 | ||
サブゼミナール(政治政策) | 3ターム | その他 | ||
普遍教育 | 社会科学(7) | 1ターム | 木曜4限 | グローバル化の進展により国境を越えた社会の結びつきはますます密接になり、社会現象を一国内で完結したものとして捉えることは難しくなってきている。その一方で、格差や貧困は拡大し、国籍や人種や宗教による新たな分断や排除も生まれており、共生のための対話が求められている。本講義では社会学の視点からグローバル化により変容する社会の実態と諸課題について理解しすることを目指す。 |
普遍教育 | 社会科学(10) | 2ターム | 木曜4限 | グローバル化の進展により国境を越えた社会の結びつきはますます密接になり、社会現象を一国内で完結したものとして捉えることは難しくなってきている。その一方で、格差や貧困は拡大し、国籍や人種や宗教による新たな分断や排除も生まれており、共生のための対話が求められている。本講義では社会学の視点からグローバル化により変容する社会の実態と諸課題について理解しすることを目指す。 |
大学院
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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人文公共学府 公共社会科学専攻 |
特別研究I | 4-5ターム | その他 | |
特別研究II | 1-2ターム 集中 |
その他 | ||
特別研究III | 4-5ターム 集中 |
その他 |