佐々木 綾子Ayako Sasaki
職位 | 准教授 |
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学歴 | 一橋大学大学院社会学研究科 博士(社会学) |
専攻分野 | 国際社会福祉、人の国際移動と介護福祉政策 |
教育
現在行っている研究
- EPAインドネシア人介護福祉士のウェルビーイングに関する研究
- 日米における人身取引問題に関する研究
研究業績
発表論文等
- Sasaki, A. (2016) Career Plan of Indonesian EPA Care Workers in Japan, ASEAN Social Work Journal, pp.1-19.
- Sasaki, A. (2013) (Professional) Social Work and its Functional Alternatives: "Social Work" by Non-Social Workers, In Sasaki, A. (Ed.) "Joint International Research Project: (Professional) Social Work and its Functional Alternatives", pp. 1-16, ACWelS & APASWE: Tokyo.
- Sasaki, A. (2012) Human trafficking and Slavery: Current Anti-Trafficking Efforts in Japan, In Montiel, H. C. (Ed.) "Globalization: Approaches to Diversity", pp.237-260, In Tech: Croatia.
- 佐々木綾子(2012)「男性人身取引被害者保護システムの確立にむけて」『一橋社会科学』4巻,pp.40-47.
- 佐々木綾子(2012)「日本の人身取引をめぐる政策過程の分析:2004年行動計画策定までを中心として」『上智大学社会福祉研究』36号,pp. 53-71.
担当科目
- 国際教養学入門
- グローバルボランティア
- 研究方法論III
- 国際人権論
- NGO・NPO論
- 移民の国際社会学
- 学生ボランティア実践入門
- 留学学(オムニバス)
2018年度授業
学部
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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国際教養学部 国際教養学科 |
国際教養学入門 | 1ターム | 水曜2限 | 高校までの教科中心の学習から、本学部が主題とする課題発見・課題解決型の学習に転換する。グローバル化のなかで生じている国際的課題、多文化や宗教に対する理解、日本の役割など国際教養学の基礎を習得する。 |
研究方法論III | 4ターム | 月曜2限 | 本科目はこれまでに学習した研究方法論や調査方法に関する知識を再確認しつつ、研究という行為のプロセスへの理解、そして研究をデザインする能力を目的とする。特に、国際教養学部が目指す「学際」や「文理混合」を特徴とした研究にフォーカスし、現象や社会に関して学生個々人がもつ興味関心をどのようにして「学際的研究課題」として設定していくのか、何を明らかにするための多角的調査研究を実施するのか、履修者が相互に批判的検討を重ねつつ明確にしていく。そのようにして設定した研究課題を卒業研究として実施していくにあたって、各々が必要となる理論や分析枠組みの設定、研究手法の選定を行い、実際の研究計画書をつくり、それを改善していくプロセスを学ぶ。 | |
国際人権論 | 4ターム | 金曜3限 | 国際社会における人権の考えを理解するとともに、国連や国際機関、国際NGO等が取り組んできた「人間の安全保障」や「保護する責任」など国際人権保障の在り方を考察する。「人権」理念が如何に生まれ、発展してきたのかを理解するとともに、どのようにして現実の社会において「人権」概念が解釈され、ある出来事が「人権侵害」となったり論争の的となったりするのかを考察していく。人権を巡る課題として特に人身取引や難民問題を取り上げ、それらが起こる背景、現状と課題、様々な解釈と支援や人権擁護活動の在り方を多角的に考察する。現代社会において国際的な人権保障が果たしている役割あるいは果たすべき役割について理解する。 | |
普遍教育 | グローバルボランティアI | 通年 | その他 | 受講に際しては、「グローバルボランティア事前学習」(第2ターム開講)を履修済みであることが条件となる。本科目では、skipwiseプログラム、国際日本学、国際体験科目として、国内外のNPO、施設、国際機関、フィールド等におけるボランティア活動に従事する機会を提供する。グローバル社会における課題を発見し、多様な視点から現実社会の理解を深め、その課題と向き合っていくために必要とされる考え方、幅広い教養、実践的な知識を身に着けることが授業のねらいである。活動への参加に加え、活動から得た経験知や実践知を再び理論的知識と結びつけたり再構築したりしながら、自らのキャリアへと生かしていくための振り返りを行う(事後学習)。経験を言語化し、他者へ伝える力を育てるための報告書の執筆や発表についても単位修得の条件となる。 |
グローバルボランティアII | 通年 | その他 | 受講に際しては、「グローバルボランティア事前学習」(第2ターム開講)を履修済みであることが条件となる。本科目では、skipwiseプログラム、国際日本学、国際体験科目として、国内外のNPO、施設、国際機関、フィールド等におけるボランティア活動に従事する機会を提供する。グローバル社会における課題を発見し、多様な視点から現実社会の理解を深め、その課題と向き合っていくために必要とされる考え方、幅広い教養、実践的な知識を身に着けることが授業のねらいである。活動への参加に加え、活動から得た経験知や実践知を再び理論的知識と結びつけたり再構築したりしながら、自らのキャリアへと生かしていくための振り返りを行う(事後学習)。経験を言語化し、他者へ伝える力を育てるための報告書の執筆や発表についても単位修得の条件となる。 | |
グローバルボランティアIII | 通年 | その他 | 受講に際しては、「グローバルボランティア」を前年度までに履修済みであることが条件となる。本科目では、skipwiseプログラム、国際日本学、国際体験科目として、一定の条件に基づき、学生による事前申請をもとに活動を単位認定する。グローバル社会において発見した課題と向き合っていくために必要とされる実践的な知識と技術を身に着けることが授業のねらいである。活動への参加に加え、活動から得た経験知や実践知を再び理論的知識と結びつけたり再構築したりしながら、自らのキャリアへと生かしていくための振り返りを行う(事後学習)。経験を言語化し、他者へ伝える力を育てるための報告書の執筆や発表についても単位修得の条件となる。 | |
グローバルボランティア事前学習(1) | 2ターム | 木曜6限 | 本科目は、「グローバルボランティアI・II・地域」を受講するにあたって必須となる事前学習を実施する科目である。活動をともに行う相手と自分との双方にとってボランティア活動を有意義な経験とし、活動体験から深い学びを得るためには、事前にある程度の知識を習得し、また目的意識を明確にする必要がある。国内・海外ともに、安全に活動を実施するために必要な危機管理やマナーについても学ぶ。 | |
グローバルボランティア事前学習(2) | 2ターム | 金曜5限 | 本科目は、「グローバルボランティアI・II・地域」を受講するにあたって必須となる事前学習を実施する科目である。活動をともに行う相手と自分との双方にとってボランティア活動を有意義な経験とし、活動体験から深い学びを得るためには、事前にある程度の知識を習得し、また目的意識を明確にする必要がある。国内・海外ともに、安全に活動を実施するために必要な危機管理やマナーについても学ぶ。 | |
学生ボランティア実践入門 | 5ターム | 木曜2限 | 内閣府の調査によると、東日本大震災を機に、社会貢献に対する若者の意識は高まっているものの、実際にボランティア活動を行っている人の数は限られている。学生にとっても、ボランティア活動は関心あることではあるものの、実際の活動を行うにはきっかけや機会が限られているのが現状であろう。この授業では、現在、ボランティア活動に深く関わる仕事をしている方々や学生時代に実施したボランティア活動で得た経験をいかして現在の仕事をしている方々、既にボランティア活動を経験している千葉大生等を招き、それぞれの経験談から学ぶとともに、学生が実際にボランティア活動を始めるに当たって必要となる基礎的な知識や心構え等を体系的に学ぶ機会を提供する。 | |
留学学 | 1ターム | 月曜2限 | 留学するにあたって、その機会を最大限に活かし、将来グローバルに活躍するために必要な能力を身に付ける。留学の成果を最大限のものとするために、主体的に危機管理をする能力や現地で生活するにあたって必要な知識を修得する。また、留学の成果を最大限に活かすことができるよう、強い目的意識を確立するために必要な講義を行う。 |
大学院
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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人文公共学府 人文科学専攻 |
国際社会福祉論 | 1-2ターム | 火曜4限 | ある国の出来事が国境を越えて、他国に大きな影響をもたらすようになった現代においては、多様な社会現象が人々の生活にも影響をもたらし得る。文献購読、社会政策や法制度および事例の検討を通し、紛争やグローバル格差、人の国際移動等によってどのようなことが課題となり、どのような対応が実際にはなされているのか、国際福祉的な観点から学ぶ。 |
国際社会福祉論演習 | 4-5ターム | 火曜日 | ある国の出来事が国境を越えて、他国に大きな影響をもたらすようになった現代においては、多様な社会現象が人々の生活にも影響をもたらし得る。前期「国際社会福祉論」の発展科目として、受講者一人ひとりがテーマを決めた上で、文献購読、社会政策や法制度および事例の検討を通し、紛争やグローバル格差、人の国際移動等によって引き起こされる福祉課題とそれに対する実践例を学ぶ。 |