石戸 光Hikari Ishido
職位 | 教授 |
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学歴 | 東京大学工学部卒業(工学士)、東京大学経済学部卒業(経済学士)、アジア経済研究所開発スクール修了(開発学ディプロマ)、ロンドン大学東洋アフリカ学院(開発経済学修士)、ロンドン大学東洋アフリカ学院修了(経済学博士) |
職歴 | 富士銀行(外国為替渉外担当) 国連開発計画(UNDP)(ニューヨークおよびマニラにてプログラムオフィサー) 独立行政法人アジア経済研究所(貿易に関する研究員) 国立大学法人千葉大学法経学部 助教授 国立大学法人千葉大学法経学部 准教授(名称変更) 国立大学法人千葉大学法経学部 教授 国立大学法人千葉大学法政経学部 教授 |
専攻分野 | 国際経済論(特にアジア太平洋地域における貿易・投資の実証と理論分析) |
研究業績
著書
2018年 | 石戸光編著『グローバル関係学ブックレット 政治経済的地域統合:アジア太平洋・中東・ヨーロッパの動向からを巡って 』三恵社 |
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2017年 | 石戸光編著『グローバル関係学ブックレット 政治経済的地域統合:アジア太平洋地域の関係性を巡って 』三恵社 |
2017年 | 石戸光編著『ASEANの統合と開発―インクルーシヴな東南アジアを目指して―』作品社 |
2015年 | "Economic Impacts of FTAs on Trade in Services: Some Empirics in East Asia", Journal of International Commerce, Economics and Policy, Vol 6, No. 2, pp.155-175. |
2014年 | Le partenariat transpacifique : son ambiguïté et son implication en vue d'un mode de vie soutenable, INFORMATIONS et commentaires Le développement en questions, no 169, octobre-décembre, pp. 1-10. |
2012年 | "Liberalization of Trade in Services Under ASEAN+n FTAs: A Mapping Exercise", Journal of East Asian Economic Integration, Vol. 16, No. 2, pp. 155-205. |
2010年 | 『地球経済の新しい教科書―金・モノ・情報の世界とわたりあう作法―』明石書店 |
2009年 | 『千葉の内なる国際化―地域と教育の現場から(千葉学ブックレット)』千葉日報社 |
2008年 | 阿部清司=石戸光『相互依存のグローバル経済学―国際公共性を見すえて』明石書店 |
2005年 | Economic Determinants of Foreign Direct Investment by Multinational Firms: A New Institutional Analysis, Chiba University Research Monograph Series in Economics 6, Chiba:Chiba University |
論文
2017年 | 「(リレー連載)百花繚乱―国際経済学における実証研究 第5回 国境を越えたサービス取引の実態を追う―サービス貿易の実証分析」世界経済評論(2017年)pp.96-105 |
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2017年 | 馬田啓一ほか編著『TPPの期待と課題:アジア太平洋の新通商秩序』文真堂(第9章「TPPとサービス」124-134頁) |
2016年 | Ishido, Hikari (with Yoshifumi Fukunaga), "Assessing the Progressive Services Liberalization in the ASEAN-China Free Trade Area (ACFTA)", International Journal of China Studies, Vol.7, No.1, pp.1-22. |
2016年 | "Global Value Chains and Liberalization of Trade in Services: Implications for the Republic of Korea", Journal of KoreaTrade, Vol. 21, Issue 1, pp. 38-55. |
2010年 | 単著 "APEC's Bogor Goals: Beyond the Japan Session in 2010", 千葉大学経済研究25巻4号213-237頁 |
2010年 | 共著 "Promulgation of the US Housing Market Crisis into Asia: Impacts and Depths" Chapter 6 in Benton E. Gup (ed.), The Financial and Economic Crises: An International Perspective, Northampton, Mass.: Edward Elgar, pp.120-138. |
2010年 | 単著 "APEC: Looking Back and Looking Forward", Institute of Southeast Asian Studies (ISEAS), Regional Outlook: Southeast Asia 2011-2012,pp. 101-105 |
2010年 | 単著 「APEC参加エコノミーを取り巻くサービス貿易自由化の現状」アジ研ワールド・トレンド183号4-9頁 |
2008年 | 単著 「千葉の内なる国際化」千葉大学経済研究23巻3号261-281頁 |
2007年 | 共著 "Report of the Individual Action Plan (IAP) Peer Review of Korea", APEC(Asia Pacific Economic Cooperation)(http://www.apec-iap.org/document/ROK_2007_2007_IAP_Peer_Review_Report_Peer_Review.pdfよりダウンロード可能) |
2007年 | 単著 「地球規模の公共経済哲学を見据えて―異質な他者との対話の可能性」公共研究4巻2号105-122頁 |
2006年 | 単著 "A Note on APEC's Bogor Goals: Toward the Japan Session in 2010" 千葉大学経済研究21巻4号41-68頁 |
2006年 | 単著 「東アジアの「イノベーション」―経済統合の動態的利益」平塚大祐編『東アジアの挑戦―経済統合・構造改革・制度構築(アジア経済研究所研究双書551)』165-191頁 |
2006年 | 共著 "Winner-take-all contention of innovation under globalization : a simulation analysis and East Asia's empirics", Institute of Developing Economies (IDE), (Discussion paper / Institute of Developing Economies ; no. 53) |
2006年 | 単著 「「小国」マレーシアと国際環境への対応―外資の役割を軸として」鳥居高編『マハティール政権下のマレーシア―「イスラーム先進国」をめざした22年(アジア経済研究所研究双書557)』179-224頁 |
2004年 | 単著 「ITサービス貿易の概念化の試み―経済理論的視点から」国際貿易投資研究所編『ITサービス貿易の概念整理と国際比較―サービス貿易に関する調査研究』財団法人国際貿易投資研究所10-27頁 |
2005年 | 共著 「垂直的産業内貿易と直接投資―日本の電機産業を中心とした実証分析」日本経済研究51巻1-32頁 |
2004年 | 単著 "The economic impact of trade liberalization on the ASEAN Plus Three : the case of textile industry", APEC Study Center, Institute of Developing Economies, JETRO (IDE APEC Study Center working paper series ; 03/04-no. 3). |
2004年 | 共著 「知的財産権強化の経済効果分析」アジア経済45巻11 =12月号23-48頁 |
2004年 | 単著 "East Asia's Economic Development cum Trade 'Divergence'", A paper presented at "Trade and Investment Conference", Centre d'Etudes Prospectives et d'Informations Internationales (CEPII), Paris(原版はhttp://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Dp/index.htmlよりダウンロード可能) |
2004年 | 単著 「フィリピンとマレーシア-対外統合度を契機とした発展」アジ研ワールド・トレンド10月号16-19頁 |
2004年 | 単著 「外国直接投資と開発戦略-成功と制約-」アジ研ワールド・トレンド4月号17-21頁 |
2004年 | 単著 「輸入数量制限撤廃の部分均衡分析―アジアの繊維貿易を事例として」野田容助編『貿易指数の作成と応用―長期時系列貿易データの推計と分析に向けて』アジア経済研究所149-167頁 |
2003年 | 共著 "Vertical Intra-Industry Trade and Foreign Direct Investment in East Asia", The Japanese and International Economies 17, pp. 468-506. |
2003年 | 単著 "Foundations of Industrial Upgrading in ASEAN Economies: Policy Effort and Status Quo", Chapter 10 in Ippei Yamazawa and Daisuke Hiratsuka (eds.), ASEAN-Japan Competitive Strategy, Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization, pp. 313-350 |
2003年 | 単著 "Linkages among Trade, Investment and Migration: Theory and Empirical Evidence from Asia" in Yasuko Hayase (ed.) International Migration in APEC Member Economies: Trade, Investment and Economic Development, Institute of Developing Economies: Chiba,pp.61-90 |
2003年 | 単著「ASEAN・中国の知識集約型貿易の発展」『日・ASEANの経済連携と競争力』アジア経済研究所55-68頁 |
2003年 | 共著 「産業内貿易指数の算出と分析―東アジアとEUの比較」アジア経済研究所統計資料シリーズ87集95-106頁 |
2003年 | 単著 "The Robust Nature of Foreign Direct Investment: The Case of Malaysia", A paper presented at APEC Study Center Consortium Conference 2003 "Extending and Reaching out the Benefits of APEC", Sheraton Grande Laguna, Phuket, Thailand, 25-28 May, 2003. |
2003年 | 単著 "Economic Determinants of Foreign Direct Investment by Multinational Firms: The Case of Malaysia", PhD thesis, University of London, 385p. (博士論文) |
2003年 | 単著 "The Economic Impact of Trade Liberalization on the ASEAN Plus Three: The Case of Textile Industry", APEC Study Center, 03/04-No.3, Institute of Developing Economies (以下よりダウンロード可能:http://www.ide.go.jp/English/Publish/Apec/pdf/apec15_wp3.pdf). |
2002年 | 共著 "Trade Patterns and Foreign Direct Investment in East Asia", Kyoji Fukao, Hikari Ishido, Keiko Ito and Yoshimasa Yoshiike, a paper presented for 2002 TRIO (TCER-NBER-CEPR) Pre-conference, New Developments in Empirical International Trade, September 30, 2002, Hitotsubashi University, Tokyo, (original discussion paper downloadable at:http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/03e001.pdf) |
担当科目
国際経済論、インターンシップ(海外)、ゼミナール
2018年度授業
学部
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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法政経学部 | ゼミナールIa(政治政策) | 1-2ターム | 火曜日 | 「スーパーグローバル大学等事業」(文部科学省より千葉大も採択された)の一環で、グローバル社会の経済および政治システム・文化的側面が平和に繁栄していくための具体的な方策をアクティブに学ぶ。 |
ゼミナールIb(政治政策) | 4-5ターム | 火曜日 | 「スーパーグローバル大学等事業」(文部科学省より千葉大も採択された)の一環で、グローバル社会の経済および政治システム・文化的側面が平和に繁栄していくための具体的な方策をアクティブに学ぶ。 | |
サブゼミナール(政治政策) | 3ターム | その他 | ゼミナールIabの延長として、国際機関や各国の政府・市民団体で構成される国際社会において将来活動していくために必要な素養を身につける努力を行う。一言で表現すると、「T字型」国際人を教員と共に目指したい。「T字型」の意味は「目的・目標」の欄参照。 | |
ゼミナールIIa(政治政策) | 1-2ターム | 木曜5限 | 「スーパーグローバル大学等事業」(文部科学省より千葉大も採択された)の一環で、グローバル社会の経済および政治システム・文化的側面が平和に繁栄していくための具体的な方策をアクティブに学ぶ。 | |
国際経済論II | 3ターム | その他 | グローバル人材育成推進事業の一環で、「サマースクール」(集中講義)形式で行います。ミクロ経済学の応用である国際貿易論および投資理論を中心に日本経済を取り巻く現状と課題について実践的に学習します。開講期間は2018年9月21日(金)、25日(火)、26日(水)、27日(木)、28日(金)までの2・3・4時限です。 | |
フィールド・スタディ(国際) | 集中 | その他 | 本年度のフィールド・スタディ(国際)に受講登録をした上で、原則として自分自身で千葉大学の協定校におけるサマースクールなどの研修プログラム(5日間以上開講のもの)に応募・参加し、その成果報告書("Report on my summer program")をA4用紙10枚程度に英語のみで取りまとめ(写真も含めて構わないが、本文に比べて多すぎないこと)、担当教員(石戸)に9月末までに提出。その成果報告書に応じて評価を行います(研修プログラムとしては、千葉大学における他の科目での単位認定がされないものに限ります)。 | |
卒業論文(政治政策) | 4-5ターム | 木曜4限 | グローバル人材として必要なデータ・分析・政策提言を盛り込んだ卒業論文を作成することを目指します。 |
大学院
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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人文公共学府公共社会科学専攻 | 国際経済論 | 1-2ターム | 火曜3限 | 国際経済論の基礎的事項を中心に、ただし各自の専門性を重視して講義します。 |
国際経済論 | 1-2ターム | 火曜3限 | 国際経済論の基礎的事項を中心に、ただし各自の専門性を重視して講義します。 (重複?別授業?) |
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国際経済論演習 | 4-5ターム | 火曜3限 | 国際経済論の基礎的事項を中心に、ただし各自の専門性を重視して講義します。 | |
国際経済論 | 1-2ターム | 火曜3限 | 国際経済論の基礎的事項を中心に、ただし各自の専門性を重視して講義します。 |
オフィスアワー
木曜日2時限
その他
国際教養学部と兼務(担当科目:アセアン地域論)